東芝がイメージセンサー事業をソニーに売却へ(ロイター)
ロイターによれば東芝がイメージセンサー事業をソニーに売却する方向で最終調整に入ったということです。
[東京 24日 ロイター] – 東芝 が、半導体のイメージセンサー事業をソニー に売却する方向で最終調整に入ったことがわかった。
- 売却額は200億円を軸に調整
- イメージセンサーは大分工場(大分市)で生産
- 東芝は、イメージセンサー事業から事実上撤退
- イメージセンサーはソニーにとっては強化領域
- ソニーはスマホやデジタルカメラ、自動車向けの顧客を引き継ぐ
こちらは東芝のイメージセンサー製品の技術解説記事。
東芝は、センサー側でのHDR撮影や、像面位相差AF等最先端のセンサー技術を有しているようです。
更に東芝はFOVEONのような多層型のセンサーも開発していたようです。
となればソニーが今回の買収が成功するのであれば、これらの東芝の最先端センサー技術を手にいれるということですね。
また、ニコンはD5200は東芝製のイメージセンサーが採用されています、。
そこで判明したのは、D5200の2410万画素APS-C CMOSセンサーは何と東芝製らしいということです。
ソニーは東芝の持つ顧客を獲得することで、さらにセンサーのシェアを獲得することになりそうです。
主要カメラメーカーにも今回の売却話は少なからずの影響がありそうですね。
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この件について、経済記者の方にお話を聴いたのですが、社長人事で失敗すると大企業とはいえガタガタになるということですね。最近、大企業の凋落が続いていますが、経営史に汚点を残したと思います。
同様な状況になり、現在では立派に立ち直っている会社もありますので、また頑張って欲しいですね。
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