ニコンがフルサイズより大きいフォーマットのデジタルカメラを開発中という噂です。
これまでもこの情報、幾度かウェブで話題になっていたようですが、今回具体的なスペックまで踏み込んだタレ込みのようです。
On speaking with Nikon [in country unnamed], this came to light with various questions – they already had development plans for a new Nikon digital rangefinder with approx 48mmx48mm size sensor inside it, tentatively called the “MX” format, the camera is not to dissimilar to the older film Mamiya 6 camera philosophy.
その驚愕のスペックとは、、、
・4800万画素、D3と同系列のイメージセンサー
・35mm換算焦点距離 10.5倍
DX = 1.5x (Half frame)
FX = 1.0x (Full frame)
MX = 0.5x
・フォーマットサイズ選択機能
FXフォーマットを選択すると、そのまま3:2縦/横サイズでクロップ可能
その他さまざまなフォーマットにたとえば4×5など
・ビューファンダー/ライブビュー切り替え
基本はレンジファンダーだが、マクロ撮影時などライブビュー拡大モードに切り替え可能
・レンズ
MXフォーマットに対応した新レンズ群
フォーマットサイズの割りにはコンパクト(レンジファインダーだから?)
・ターゲット
スタジオ、ポートレート、風景、冠婚のプロカメラマン用
ちなみにスポーツ、ニュース向けはこれまでのDラインと棲み分け
・価格
これまでの中版フォーマットカメラ向けデジタルパックより安価に
・追加情報
D3は2400万画素にアップデートされ、60fpsの動画モード搭載
ということで、確かに中版で未だ銀塩を中心な冠婚やスタジオ記念写真撮影の分野では、中版のデジタルパックなんぞはよほどのカメラ屋さんで無い限り導入されていませんのでこれらのカメラマンを的価でデジタル移行を促すという最後の砦を狙った戦略、そして、超高解像度が必要な中版潤オ大版な風景写真のカメラマンの方も、中版の銀塩ボディの未来が無さそうな状況で、MXフォーマットは救世主になるのかもしれませんね。
またレンジファインダーならボディのみならずレンズの小型化、そして、メカ的要素が少ないこともあり、コストも抑えられます。(巨大な中版の一眼なんてボディだけでとんでも無い値段ですからね)
これまで、世界のニコンがその歴史の中で中大版に手を染めることはありませんでしたが、デジタル時代になって、中版なフォーマットもし発表することになれば非常に興味深いことになると思います。