TAMRON .v.s. SONY 28-75 F2.8対決(kurtmunger.com)
ソニーα900のフルサイズに対応しF2.8の大口径標準ズームレンズ。
発売されたばかりの28-75mm F2.8 SAM(SAL2875)はタムロンのSP AF28-75mm Model A09との比較記事です。
【デジタル兼用】タムロン SP AF28-75mmF/2.8 XR Di LD ASPHERICAL [IF]MACRO(ソニー用) (… |
◎[ポイント3倍!] SONY 28-75mm F2.8 【台数10本限り】 《エントリーでポイント3倍!(1月3ま… |
焦点距離:28-75mm
画角:75°-32°
明るさ:F/2.8
レンズ構成:14群16枚
絞り羽根枚数:7枚
フィルター径:67mm
これらのレンズとしての基本スペックは共通、違いは最短撮影距離とその結果である最大撮影倍率です。
タムロン 最短撮影距離151mm 倍率0.26x
ソニー 最短撮影距離169mm 倍率.22x
またソニーの方はSAM、つまり超音波モータを実装していること。
そして、デザイン、大きさと重さが違うことになります。
テストの結果も非常に似通った特性を示しているようで・・・
・歪曲
・周辺光量減少
・逆光性能
については、ほぼ同じ傾向をしめしているようですが、一方で、実写の等倍による解像度の確認は若干の違いを見せているようです。
・ソニーは縁の色収差が多い
・ソニーは28mmでコーナー部がシャープ
・タムロンは75mmのF/2.8-4の中央部がかなりシャープ
のようです。
仮にレンズユニットが同じだとして、タムロンとソニーの品質基準の違いなのでしょうか?それとも、SAMとAF駆動方式の違いなのでしょうか?
これらの違いの価値判断については、購入される方の判断によると思いますが・・・
さて、この2本のネットでの価格を見ると、ソニー28-75mm F2.8 SAM(SAL2875)は5万5千円?6万円、タムロンのSP AF28-75mm Model A09は3万円?3万5千円と、なんと2万円もの価格差が生じているのが現実です。
SAMモーターと、デザインの違いもあるので、α900のユーザの方なら、迷わず純正かもしれせんが・・・
また、記事のおまけとして、ソニー CarlZeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM(SAL2470Z)も比較されています。
意外なことに、開放の周辺では、タムロンの方が解像度良かったりしますが、一方でCarlZeissは、色収差がかなり少なく、逆光でのヌケもかなり良いレンズのようです。
このツァイスレンズの価格は17500円?200000円と、先の2本とは比べようもない価格差ですから、タムロンのたった3万円という価格はコストパフォーマンスとしては圧倒的な性能を持っていることが判りますね!