ペンタックスの防水、耐衝撃コンパクトデジタルカメラ Optio W90には顕微鏡モードが搭載されているのをご存知ですか?
ペンタックスUSA社長のNED BUNNELL氏がご自身のブログに、Optio W90の顕微鏡モードで撮影した作例をアップされています。
顕微鏡モードの説明はペンタックス Optio W90の商品紹介ページにあります
アウトドアでの自然観察に最適な?デジタル顕微鏡?モード 1cmマクロ撮影とデジタルズームを組み合わせることで、普段肉眼では気づきにくい微小な被写体を大きく拡大して液晶モニターで観察、撮影(注2)できる?デジタル顕微鏡?モードを新たに採用しています。レンズ周囲に配置した3灯の近距離補助光によって、カメラが影になる距離まで接近しても被写体を明るく鮮明に観察することができ、葉脈や小さな昆虫といったアウトドアでの自然観察はもちろん、日常のさまざまな被写体を撮影しても新鮮な驚きと発見が楽しめる機能です。 注2: 撮影サイズは2.1M(16:9)に固定されます。
Pentax USA社長のNED BUNNELLもこの、顕微鏡モードについて解説されています。
マニュアルによれば1cmまで接近出来、3つのLEDライトで、植物の葉脈や、昆虫標本のように拡大した姿を撮影出来る。
私もこのマイクロライトとマイクロスコープ撮影について情報を得たので試してみることにした。
一般的なマイクロ撮影で問題になるのは、コンパクトデジタルカメラは被写体に接近することが出来るが、被写体に影が入っていたり、光の局部的な反射が問題になることが多い。
2番目と3番目のイチゴの作例では、晴天下であってもカメラが光を遮ることになるので、LEDライトを点灯し照明を追加した。
多くのマクロ撮影ではやはり自然光を利用するのが普通だと思われるが、3つのLEDライトを点灯する簡単な説明となるであろう。
4番目から6番目の作例は、実際に顕微鏡モードでイチゴを撮影した例です。
皆さんが期待しているように、顕微鏡モードであってもズームを可能にし絵作りが可能になっています。
デジタル顕微鏡モードで撮影すると210万画素、16:9の画像で保存されます。私の作例ではファイルサイズが1.1Mから1.9Mになりました。
マイクロライトの詳しいスペックについては、思い出すことは出来ませんが、ワーキングディスタンスは数インチ以内で有効なようです。一方でこのLEDライトはEVコントロールによる調光が可能なようです。
皆さんは、この顕微鏡モードで、イメージトーン、感度、露出補正、シャープネス、色濃度とコントラストをカスタマイズすることが可能です。
例えば、ISOセッティングをAUTOにすると、今回のサンプルではISO400、ナチュラル、ブライトモードで撮影されているようです。
アドバイスとして是非W90を買って、モードを試して欲しいのですが、この1cmという狭い被写界深度の撮影では、カメラをしっかり固定し一旦シャッター半押しでピントを合わせたら決してカメラを動かさないことです。
撮影を通じて気がついたのは、W90の下にスポンジを置くとカメラの効果的なダンパーになるということです。
ということで、このOptio W90に搭載された顕微鏡モードはこれまでの他のコンパクトデジタルカメラには見られない独自の機能と、防水ということを生かして、海や山での生き物や植物の超拡大した面白い写真が撮れる筈ですから、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
スポンジを準備しておくと、安定して撮れるみたいですよ!
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