「IXYはついに高感度領域へ!」キヤノンIXY 30S ブロガーイベント報告:その3 #ixy_mtg
IXY 30Sのカラーの秘密
デザイナーの伊藤氏のめちゃ熱いプレゼンテーションは続きます。
IXY 30Sの色は正にスーパカーのボディカラーを表現していることが特徴のようです。
そのために、ステンレスボディーに高品質の塗料を吹き付ける方式。
通常のデジタルカメラの塗装や色よりも、遥かに手間とコストを掛けた仕上げを行っているようです。
5色のカラーで日本のモノ造りへの拘り
- 通常、筐体は中国で作られたものが多いが、日本でこだわった
- ソリッド色で均等に塗るのはかなり難しい。日本の塗装技術で実現
コンセプトカラーはホワイト ホワイトのガヤルドを見てイメージした
- 次に対比色として黒を確定。 影 コントラストを与える
- 質感をマットにしてホワイトの光沢の対比するようにした
市場の要求からあと3色はどうしても追加する必要があった
- ただし媚びた色は用いない、例えばピンク 男だから
- 黄色と赤があったのでスーパーカーのイメージが完結した。
塗装について
- 黒、一眼レフカメラよりも行程が多い
- 赤、黄色 塗料代が高い
- 白は白さに徹底的にこだわる 4層の塗りで仕上ている
- ステンレスを普通にホワイト塗装すると青白くなる
- 少し黄色ぽいベースを塗装、その上に更に白を塗る、更にクリアを塗って光沢感
こだわり
部品への拘り
- デサインのためにだけくわえたパーツ 細いリング
- 強度とデザイン性を両立するには 非常にコストがかかった部分
ジョグホイール
- フェラーリなどクルマのインテーク部分がモチーフ
バッテリーのフタ
- 通常はグレー
- 樹脂を着色し一体感
空冷
- カメラ内部の発熱対策として三脚のアナを使って熱気を逃がしている。
- あえて採用した亜鉛ダイキャストも冷却に有利
スリット
- ディフューザー的な形状
- ハニカムを意識した部分
- フラッシュはヘッドライト的な形状
- 二コないのが残念 ストロボ2コ付ければよかったw
ということで、ボールペンの後ろでスーパーカー消しゴムを飛ばして遊んでいたデザイナーの氏のめっちゃ熱いプレゼンテーションが終了!
ところで後で、どの色を選べば良いかを聞いたところ。。。。
- 一番、コストが掛かっているのがホワイト・・・・
- 黄色は、国内専用モデル・・・・
なんだそうです。
つまり
- 少しでも得したいならホワイトを選ぶことw
- 海外でウケたいのなら黄色を選べば良い
ということなんです。
また、IXYはずっとMade in Japanを続けているカメラでもあります。
勿論30Sもメイドインジャパンですが、塗装までコストが掛かるメイドインジャパンで通しているのは珍しいんだそうです。
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