sonyalpharumors.comがすっぱ抜いていた、ペリックスミラー(ハーフミラー)搭載の一眼レフカメラがいよいよリリースさるかもしれません。
以下記事の概要
sonyalpharumors.comは、9月のフォトキナでAPS-C ExmorHD センサーを搭載したα55とα33 を発表するという噂を受け取っているようです。
彼らが何故、ペリックスミラーの一眼カメラに注目さするのかと言えば
1)ケン・ロックウェル氏は数日前以下のように語った
“何故、私を満足させることが出来る動画デジタル一眼レフは無いのか?単純だ:デジタル一眼レフカメラには本当のオートフォーカスは無いからだ”。
現在の動画対応デジタル一眼レフカメラ(例えばキヤノンEOS 5D mark IIや、ニコンD3s) は低速のコントラストAFが搭載されている。
ハーフミラーを搭載したソニーのカメラがソニーから出るとすれば、世界初の動画と静止画両方で高速動作する位相差AFを搭載したカメラになるといこと。
2)ミラーは固定されたパーツになる。
このことはレンジファンダーのように、シャープなイメージを得る手助けをしてくれる筈だ。
3)このカメラの動作音はかなり静かになる筈だ。
4)このカメラは、静止画を秒10コマで撮影出来るようになる筈!
ペリックスミラーを搭載したカメラの唯一の問題点は、光量が2つのパーツに分配されることだ。
光の一部は位相差センサーに導かれ、大部分はメインのイメージセンサーに導かれることになる。
結果として1/3EV分がロスすることになる。
ただあまり心配することないよね。
これらの情報を総合するとソニーは、最高の動画撮影性能を有するデジタル一眼レフカメラを世に出すことになる筈です。
新ExmorHDセンサーとペリックスの技術の組み合わせは、従来の動画撮影機能を持つデジタル一眼レフカメラへの“とりあえず”の刺客となる筈です。
“一応”という表現をするのは、RAW-Videoフォーマットの録画へのニーズがあるにもかかわらず、AVCHD(24Mbit/s)にしか対応していないという情報しか無いからです。
では2台のカメラの差は何か?
それはα55がフルHD(1080p 60i/50i)が可能なのに対して、α33は720pであることです。
ボディはソニーのAPS-Cカメラと同様にかなり小型化されているようです。
ペリックスミラーのカメラの価格は?
かなり安い!正確な価格は不明ですが、かなり安いようです。
更に、このカメラはもう“デジタル一眼レフカメラ”と呼ばれたくないようです。(たとえばDSTR、Tは、Transparent=透過)
そして、これは伝統のαマウントカメラなのです。
ということです
ちなみに、APS-C ExmorHD センサーはISO200から始まるセンサーですから、そこに到達する光量が少なくなることでちょうど良いかもしれませんね(^^;
それよりも、動画撮影で位相差AFが使ええるということは、動体もAFで追えるようになること、そして超高速連写性能が実現出来るということで1/3EVの光量を補って余りある利点があるようですね!
しかも安いとなればもう文句無し!NEX-5とNEX-3 が超初心者向けのインタフェースを持っている理由として、ソニーはαマウントの一眼レフも本気なのかもしれません。
もしそうなら、αマウントのレンズは今後ビデオ撮影対応のレンズが増えることになると思います。
更に、NEX用でこれらの新レンズ用のマウントアダプタでAFを利用することが出来るのなら、ミラーレスのNEX、ハーフミラーの2ケタシリーズ、APS-C最高峰の700シリーズそして、フルサイズの900シリーズと、ソニーのデジタル一眼のラインナップが完成しそうです。
マイクロフォーサーズがフォーサーズを切り捨てる結果となりそうなのに大して、ソニーのαマウンととEマウントのカメラは今後共存出来るかもしれませんね。