NikonはSonyと決別する独自センサーを開発?D3100から(onyalpharumors.com)
著名な写真家、トムホーガン氏のサイトでニコンはソニーのイメージセンサーと決別する準備が出来てるのでは無いかという記事がアップされています。
Unlike the first dpreview statement it seems that Nikon didn’t use the NEX sensor for the new new D3100!
先日発表された、ニコンの入門デジタル一眼レフカメラ、D3100でも既にニコン製センサーが使われているのでは無いかということです。
トム・ホーガン氏によれば・・・
- イメージセンサー寸法とピクセル数を比較するとD3100に搭載されているものはNEX-5とは異なるようである。
- Nikonの1400万画素はほんの少しソニーのセンサーより多い、またほんの少しソニーよりサイズが小さいので、もはやDXフォーマットとは言えないのでは無いか?
- たとえばD5000、D90、そしてD300のセンサーのエリアは23.6 x 15.8 (対角28.4)mmである。
- しかしながらD3100は23.1 x 15.4 (対角27.8)mmとなっている。
- 結果的にイメージサークルは2%面積は小さくなっており、クロップ比が1.52倍から1.55倍になっている。
- よって、D3100のセンターを更にチェックする必要があるのでは無いか?
ということです。
更に、トム・ホーガン氏に寄せられた最新の情報として
- ニコン・ジャパンに精通する複数の方からD3100のセンサーに関する情報を得ることが出来た。
- 一部の技術に関しては他メーカからライセンス供与を受けたり協業する可能性はあるが、ニコンは一眼レフ用のイメージセンサーについてニコン自らコントロール出来、自社で独占出来るイメージセンサーの製造に乗り出す決断を下した思われる兆候があるようだ。
- 実際にこれまでニコンが自社生産の道を選択しなかったのも奇妙なことであった。
ということです
ということで、早速チェック!
こちらがニコンD3100のイメージセンサー
こちらがソニーNEX-5のイメージセンサー
おお、確かにD3100とNEX-5の有効画素数は同じながら、総画素数とサイズは違うので、別のセンサーと言えるかもしれません。
更に、私もちょっと気になっていたのはこちらニコンD3100のプレスリリースの文面
さて、次に発売される、ニコンのデジタル一眼レフカメラがどのようなスペックのイメージセンサーを採用して来るのか?たぶんD90の後継であるD95の発表が近いうちにあるようですが・・・
ちなみに自社センサーを開発するという大転換点で、D3000からD3100、あるいはD90→D95というマイナーチェンジっぽい名前を採用したのは、カモフラージュということでしょうか?
ニコンデンマークへの質疑応答では
http://digicame-info.com/2010/08/d90-13.html
Q:D3100にはどのセンサーが使われているのか?
A:1400万画素のAPS-Cセンサーだ。ソニー製のセンサーだと思う
となっているようです。元々ソニーセンサーは定評がありライカX1やペンタも採用していますし上記のコメントで書かれているように、これまで通りニコン開発のソニー製造、ニコンが設計図を書き作るのはソニーというのが順当かと思われますね。
なるほど情報ありがとうございます。
LABCASTの再来も期待したい気持ちもありますが、さすがにニコン単体でAPS-Cとフルサイズなど複数のセンサーを開発するには無理がありかもしれませんね。
次のNikon D7000もセンサーには注目ですね。