オリンパスは驚きの大口径ズームレンズを登載したXZ-1に続き、なんとコンパクトデジタルカメラにデュアル画像エンジンを登載したSZ-30MRを発表しました。
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オリンパスSZ-30は1600万画素の裏面照射CMOSを登載、25mmから始まる24倍という驚異のズームレンズを登載しています。
しかし、SZ-30が持っているのは他のカメラに無いと特徴とし
デュアル画像処理エンジンの登載によって、フルHD解の動画と1600万画素フル解像度の静止画を同時に撮影出来るばかりでは無く、動画を2つ同時に撮影出来るというすばらしい機能が登載されています。
SZ-30MRの“MR”はマルチレコーディングの略なんでしょうか?
ところで、これまでも静止画と動画を同時に撮影出来るカメラはこれまでもありましたが、静止画を2つ同時に撮影出来るとはいったいどういうことなんでしょうか?
The most unusual feature of the Olympus SZ30MR is its ability to record two videos simultaneously. Yes, you read that right — and while it might sound a little unusual, there’s an interesting logic behind it. The dual recording capability allows the SZ30MR to shoot the same video in two different resolutions simultaneously, or to record two versions of a video with one including a digital filter, and the other being a regular unfiltered version. Perhaps a little harder to frame, the SZ-30MR also allows you to record one movie at the normal focal length crop, and one with an effective digital zoom, giving you a tighter view of your subject. The SZ30MR also includes a relatively uncommon ability to shoot still images during movie capture, albeit with an interruption to the video feed.
- 解像度が異なる2つの動画を同時に撮影
- デジタルフィルターを適用した動画と、フィルタ無しの通常動画を同時に撮影出来る
- クロップ比率、つまり画角を変えた2つの動画を撮影することが出来る
とのことです。
YouTubeやFacebookに動画をアップする時は必ずしもフルHD動画が必要無い場合は低解像度で撮影し、ネットへアップするリードタイムを短縮することが出来そうですね。
オリンパスが特異とするデジタル画像処理のアートフィルタはとても面白いのですが、あまりにも強力に加工する為、特に動画撮影で使うのはなかなか勇気が必要だったと思います。
また、静止画のように撮影後にデジタルフィルタを掛けることも出来ないので、面白い機能ながらちょっとギャンブル的な使い方しか出来なかったかもしれません。
ノーマル動画と同時に撮影出来るということで、動画にもじゃんじゃんアートフィルターを掛けてみたくなるかもしれませんね。
また異なるクロップ比率をで同時に再生出来ることによって、運動会などで、お子様を見失っても、なんとかリカバーしたり、最悪まったく撮影されていないということは防げそうです。これでお父さんの面目が保たれるかもしれません。(^^;
とにかく、もしかした世界で初デュアルの画像処理エンジンを登載するコンパクトデジタルカメラ SZ-30MRはこれまでのコンパクトデジタルカメラとは一線を画したカメラかもしれません。