富士フイルムX100、デジカメWatchのレビュー記事と作例のサンプルイメージがアップされています。
去る3月5日、フジフイルムFinePix X100(以下X100)のリリースが開始された。2月に開催されたCP+2011でのハンズオンコーナーにできた長蛇の列は記憶に新しく、多くのカメラ愛好家の注目を浴びたことはあらためて記すまでもないだろう。
◆ファインダー
- 光学ファインダー(OVF)はパララックスに合わせて動くフレームを見て、思わずにやり
- 遮光シャッターの独創的な仕組みにたいへん感心
- ファインダー倍率は0.5倍、もう少し倍率が大きいと右目でファインダーを覗いたとき違和感が少なくなる
- 電子ビューファインダー(EVF)は高精細でコントラストも高く視認性もたいへんよい
- アイピース部。メガネをかけた状態でも比較的見やすい
- OVFとEVFの切り換えレバーはたいへん便利で、使い慣れるとこの操作自体も楽しい
◆レンズ
- フルサイズ判換算で約35mmは常用レンズとしてちょうどよい画角
- レンズフードをカメラに装着するとフィルターが使えなくなるのは残念
- 精鋭度およびコントラストとも高く単焦点レンズらしい
- 画面周辺部まできちんと解像
- ヌケがよくクリアな描写でフジノンの名に恥じない
- ディストーションは弱い陣笠タイプでさほど気にならないレベル
- 周辺減光も絞り開放でやや強めに発生、1段絞るだけで大幅に改善
- 「Fnボタン」にNDフィルターのON/OFFを割り当てると使い勝手はたいへんよい
- MFはヘリコイドの回転に対しピント位置の移動する距離が非常に小さいため、思ったところに合焦させるのに時間がかかることがある
◆イメージセンサー
- 高感度でのノイズもよく抑えられ、階調再現性も不足のない
◆その他
- ボディデザインは少々懐古主義になりすぎ
- 連写やAEブラケットのなどの設定が、電源を切っただけでなく、カメラがスリープしたり、再生ボタンを押すなど他の操作を行っても解除されてしまう
- OVFとEVFを合体したファインダーは、使いやすい上にたいへん見やすい。写真を大いに撮る気にさせてくれるファインダーと
- 露出の決定はアナログ操作ということも好感が持てる
- 内蔵ストロボはなくてもよかったのではないか
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