米国のベンチャーLytro社が開発したLight Field Cameraは撮影後にピントを合わせることが出来る画期的なカメラを発表!製品化されるそうですよ!
上のページに公開されているサンプルギャラリーの写真に任意の位置にピントを合わせるというデモが出来ます。
例はこんな感じ(photorumors.com)
ピントを後で合わせるという原理を説明するページはこちら
Recording light fields requires an innovative, entirely new kind of sensor called a light field sensor. The light field sensor captures the color, intensity and vector direction of the rays of light. This directional information is completely lost with traditional camera sensors, which simply add up all the light rays and record them as a single amount of light.
Via : Science Inside | Lytro
「light field sensor」は、光源の強さ、色情報、そして、これまでのイメージセンサーでは記録することが出来なかった、光線の方向まで記録することにより、後からピントを合わせることが出来るようになるということです。
デモ動画はこちら
しかもこのカメラ、2011年中に発売、お求めしやすい価格になるそうです。
米国のスタートアップ企業 Lytro が、「写真革命への第一歩」をうたう新製品 Light Field カメラを年内に市販すると発表しました。Light Field カメラは主レンズとセンサーのあいだに多数のミニレンズ群 (Plenoptic Lens) を挟むことにより、多くの方向からの光線を同時に記録する技術
米国の新興企業Lytroは現地時間2011年6月22日、「デジタルカメラの歴史で最大のイノベーションとなる製品を開発した」と発表した。光照射野センサーによって、光線の色や明暗度、方向といった被写体のすべての光線情報を記録する。このため後から自由にピントの合う場所を変更できる。
Via : 米新興企業がピント合わせ不要のカメラを開発、光照射野技術ですべての光線情報を記録| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
Lytro社は、購入しやすい値段でこのカメラを販売する予定だという。ホワイトバランスと同じように、家に帰ってから焦点を選択したり、(ある程度まで)露出を選択したりできるようになることを想像してみてほしい。うまく動作し、サンプル写真のような機能が実現すれば面白いことになるだろう。
価格を抑える筈だった、SIGMA SD1が70万円になっちゃった例もありますので、油断wは出来ませんが、それでも発売が楽しみですね!
写真は好きだけど、iPhoneの写真共有アプリの雨後の筍ぶりにはうんざりしてる? そんなあなたも、Lytroは無視できないわね。最近のシリコンバレーは、かっこばかりで、イノベーションのイの字もないなぁ、と思っているあなたも、きっと満足するはず。今のバレーはメディアとマーケティングだけで、本物の、ガツン!と来る技術がない、と不平を言ってた人もね。 同じく、バレーの現状に飽き飽きしてた偏屈者の投資家Ben Horowitzは、ラップの歌詞を真似してこう言ったわ: “blew my brains to bits.(俺の脳みそが粉々になったぜ)”
ちなみに、本題とはあまり関係無いのですが、この画期的なカメラのプロトタイプはCONTAX 645のようで、、、なぜわざわざレアな(特に米国で)CONTAX 645がベースになったのでしょうか?w
このピント不要という画期的なカメラについて、もっと知りたい方は発明者である創業者のレン・ン(Ren Ng)CEO氏の論文がGoogleDocsに公開されているので、是非ご覧ください。
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