ITmedia デジカメプラスに“Pentax Q”の商品企画担当者の方へのインタビュー記事が掲載されています。
“Auto110デジタル”じゃダメだ——「PENTAX Q」誕生秘話 (1/2) – ITmedia デジカメプラス
そこで、新製品についてアクセサリーに至るまでの商品企画全般を担当した、同社マーケティング統括部 商品企画グループ 主任企画員の若代滋氏に開発の経緯から今後の展望まで、PENTAX Qの詳細について尋ねた。
◆経緯
- 2000年ぐらいにAuto110へデジタルカメラの撮像素子を搭載した試作機があった
- 2009年頃ユーザー層の変化が見え始めた、また「小さくて本格的なカメラ」を作れる技術的な土壌がそろってきた
- Auto110のデザインをヒントに作られた製品「Optio I-10」で若い女性などユーザー層の変化が起こっていることを実感
◆技術
- PENTAX Qのセンサーはソニー製 有効1240万画素 1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー
- ボディだけでなくレンズも小さくしたいのでコンパクトデジカメで使われるサイズのセンサーを採用
- センサーサイズをどうするかについては多くの議論
- 仕様的には若干の撮像素子サイズ(イメージサークルサイズ)変更を許容できる。部材供給の変化などに対応できる
◆デザイン
- モックアップの中にはビューファインダーを搭載したAuto110のようなデザインも含まれていた
- ボディサイズは液晶の大きさ(3型)が決め手
- 優先度を高く位置づけた「撮像素子」「液晶」のサイズを決め、その後に、電子ダイヤルの搭載を決めた
- クラシカルというか、懐古的なデザインにしようとした訳ではない
- K-rは異なり(多色展開)「本物感」がコンセプトなので、ブラックとホワイトの2色
◆今後
- レンズについては発表の通り、「高性能シリーズ」「ユニークシリーズ」を平行してリリースしていく
- ストロボについてはPENTAX Qのサイズにあった超小型のものを専用で投入するかもしれない
ペンタックスQのサイズは液晶のサイズがキーポイントになっていたのは面白いですね。
次に期待するのは「高性能望遠レンズ」ということでしょうか?
“高性能“ということならば例えば70-200 f2.8 相当でコンパクトな望遠レンズが実現するなら、なかなか面白いことになるかもしれませんね。
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