キヤノン EOS-1D X 国内発表などなど 3プロセッサー=(DIGIC5+)*2+DIGIC4
本日発表したキヤノンEOS 1D X 勿論国内でも発表しました。
こちら公式リリース
良く読むと、DIGICプロセッサーを3基も搭載していることになっています。
そして価格は65万円。
前面にダイアルを2つ追加など操作系も強化されています
■圧倒的な高画質性能
- 新開発の35mmフルサイズ、約1,810万画素のCMOSセンサー
- デュアルDIGIC 5+の搭載
- 常用ISO感度を最高ISO51200
■AE/AF性能の大幅な進化
- 10万画素のRGB 測光センサーとDIGIC 4を組み合わせ
- EOS-1D Mark IV」F2.8測距と同等の精度を持つF4.0 対応の測距センサーを20 点
- 総測距点数61 点
- 被写体の捕捉率とピント合わせの精度が、従来機種から大幅に向上
- 被写体の顔や色を追尾してピントを合わせ続けることが可能
■プロの高度なニーズに応える高速性能
- デュアルDIGIC 5+
- 最高約12コマ/秒(ISO32000以上では最高約10コマ/秒)
- 14コマ/秒の超高速連写(ミラーアップ撮影、JPEG記録のみ)
こちら製品ページ
各メディアの記事
キヤノンではこれまで、高画質を追求した「EOS-1Ds」シリーズ、高速性能に優れた「EOS-1D」シリーズという2系統の最上位モデルを展開していたが、1D Xは両機種を統合した形になる。
ミラーアップ/AF固定等条件付きでは14コマ/秒まで対応、AF測距点は従来の45点から61点に増加。店頭予想価格はいかにもプロ向けな65万円、来年3月の発売予定。
歴史的発表はまだ先のはずですが、それはそれとしてキヤノンが強力なデジタル一眼機 EOS-1D X を発表しました。文句のないフラッグシップ機で、EOS-1Ds Mark III と EOS-1D Mark IV を置き換える位置付けですが、非線形的に成長した型番から読み取れるとおり各所でパワーアップが施されています。
Via : キヤノン EOS-1D X 発表、フルサイズ1810万画素 & デュアル DIGIC 5+ — Engadget Japanese
AE/AF性能についてもRGB測光センサーと、AE専用のDIGIC 4を組み合わせることで、明るさだけでなく被写体の顔や色も認識できる新AEシステム「EOS iSA System」を採用し、高精度な露出制御を可能にした。
Via : キヤノン、フラグシップ一眼レフ「EOS-1D X」を発売 - 新映像エンジン“DIGIC 5+”をデュアルで搭載 – Phile-web
また昨今、デジタル一眼レフでも標準装備となりつつある動画撮影機能も搭載。撮影形式は映像がMPEG-4 AVC(H.264)、音声がリニアPCMで、記録サイズは最大1,920×1,080ドット(フルHD)となっている。
Via : キヤノン、新エンジン「DIGIC 5+」やISO51200対応の一眼レフ「EOS-1D X」 | 家電 | マイコミジャーナル
新たにIフレーム(イントラフレーム)のみで圧縮を行なう、1フレーム完結型の「ALL-I」記録に対応。これにより、画質を維持しながら1フレーム単位の編集が行なえるようになる。また、従来と同様にIPB(I、P、Bフレームから構成)にも対応する。
撮影時にSMPTE(映画テレビ技術者協会)に準拠したタイムコードをファイルに記録可能となり、編集作業の効率化を図れるとする。また、FATファイルフォーマットの規格上の制約の4GB(1ファイル)を超えた場合に、新たにファイルを自動作成して記録継続する自動分割機能を搭載した
前面にマルチファンクションボタン2を新たに装備。背面側にはクイック設定ボタンやライブビュー/動画撮影ボタンなどを装備。マルチファンクションボタン2とマルチコントローラーは、横位置用と縦位置用をそれぞれ設置している。また、メニュー構成も一新。AF関連の項目が独立し、メニューの「AF」タブから選択できるようになった。
防塵・防滴処理を施したマグネシウム合金ボディや、40万回の作動試験をクリアしたシャッターユニットなどの堅牢設計を採用。振動素子を2つ用いることで、従来の方式では除去しにくかった微細なゴミを効果的に除できる新方式のゴミ除去機能も新搭載している。
キヤノンは11月3日に大きな発表をする予定となっていますが、この一眼レフカメラのフラッグシップモデルすら凌ぐほどのニュースというと、どれほどの内容になるのやら……。