ニコンマーケティング、開発、デザインの方へのインタビュー記事。
- “1”というネーミングの由来はゼロから1を生み出しデジタル時代を牽引するという意味
- Nikon 1の構想というと5年ほど前(2006年)
- チームが出来、基礎検討が始まったのが4年前(2007年)
- 新しいことを提案したいという形でたまたまミラーレスになった
- 既存の製品を作るよりは難航した。特に撮像面位相差AF
- マウントを将来動画にも発展できるようにすることに一番時間をかけた
- 東日本大震災の影響はあったが遅れはあまり大きくなかった
- J1とV1のターゲットユーザーは基本的に同じ
- ミラーレス機に対するアドバンテージはスピード、新しい表現、システムサイズの3点
- FX、DX、CXという名称は特に意味を持たせてない
- 光学的に作る自然なボケを検証、静止画の画質と動画の画質のバランスも併せてしてこのサイズに決めた
- 既存のセンサーには、我々の求めているぴったりものは無かった
- アスペクト比は3:2はカメラの文化として外せないアスペクト比
- 画素数で他社のカメラに勝とうという気持ちは無い、ノイズも含めての画質性能がベストバランス
- チャンスを逃さないようにオート撮影を重視して作っています
- 画素ピッチ(3.4μm)の場合、裏面照射型のメリットはほとんど無い
- ローパスフィルターの光学的強度既存のデジタル一眼レフカメラと同じ考え方で設計
- デジタル画像処理でモアレなどを取り除くことはしていない
- センサーメーカーは公表していない
- オンチップマイクロレンズの周辺部でのオフセットについては言えないいが、最適化はしている
- ローリング歪みはゼロにならないがデジタル一眼レフカメラに比べても減少している
- マウントの規格の公開予定は無い
- マウントの材質は、特殊加工をした強度の高い真鍮製
- レンズ側マウントは金属製と、プラスチックに金属薄膜を蒸着したものの2通り
- マウントアダプターでFマウントレンズを装着しても、基本的に大丈夫な強度だが三脚座の使用を推奨。
- 色収差本体で補正、歪曲はしていない
- IX用レンズ、F3AF用レンズ、非Aiレンズ、テレコンバーター、オート接写リングは使用できない
- FT1マウントアダプターを介しても、VR補正の精度が落ちることはない
◎ニコン マウントアダプター FT1 《2011年12月登場》 《デジカメオンライン》 |
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