【速報】キヤノン Powershot “G1 X”発表!(ほぼ)フォーサーズ!OVF!バリアングル!(DPreview/engadget)
何と、1.5インチセンサーいや1/1.5インチに違い無いと噂されていた、Canon Powershot G1Xですが、DPreviewのスペック表では
“Sensor size Four Thirds (18.7 x 14 mm)”となっています!!
London, UK, 9th January 2012 – Canon today introduces the PowerShot G1 X – a revolutionary new compact camera with a large CMOS sensor…
Via : Preview: Canon PowerShot G1X large sensor zoom compact: Digital Photography Review
◆主なスペック
- 大型 18.7 x 14 mm 1430万画素 CMOSイメージセンサー
- DIGIC5 / HSシステム
- 14bit RAW
- ISO100〜12800
- コンパクト4倍ズーム、インテリジェントIS
- 10群11枚構成 両面非球面UAレンズ2枚、非球面レンズ1枚
- 15.1-60.4mm(換算28-112mm)f/2.8 – f/5.8
- 92万ドット 3インチバリアングルLCD
- 光学ビューファインダー
- マニュアルポップアップフラッシュ
- フルマニュアル、RAW、DPP付属
- フルHD録画1080p 24fps HDMI出力
- ハイスピード連写HQ
- スマートオート
- 拡張アクセサリ端子
- HDRモード
- NDフィルター
- バッテリー 250ショット
- サイズ 116.7 x 80.5 x 64.7 mm
- 質量 534g
- 40m防水ケースオプション
London, UK, 9th January 2012 – Canon today introduces the PowerShot G1 X – a revolutionary new compact camera with a large CMOS sensor, designed to produce DSLR levels of image quality and control in a highly portable metal body. Created for professional and serious photographers, the PowerShot G1 X creates a prestigious new category at the top of Canon’s legendary G-series line-up, and redefines the performance achievable from a compact camera.
◆特徴:プロフェッショナルレベルの画質
- プロフェッショナル&ハイアマチュア向け
- 高画質とポータブル性を両立したコンパクトデジタルカメラ
- 堅牢なメタルボディ
- ほぼAPS-Cと同じサイズのセンサー、EOS Kissのセンサーと同じ構造を持つ
- Powershot G12より6.3倍も大きいセンサーとなる
- センサーサイズの大型化により、フォトグラファーは被写界深度をコントロールすることが出来るようになる
- またダイナミックレンジが拡大したことによってシャドーからハイライトまで捉えることが出来るようになる
- 1430万画素の解像度によって大判プリントやクロップによる構図化にも対応出来る
- EOSと同じCMOSセンサーテクノロジーも用いている
- オンチップノイズリダクションによるクリアなイメージと高感度特性
- 4チャンネルリードアウトによりハイスピードなイメージキャプチャーを実現
- 大型イメージセンサーとDIGIC5の組み合わせ、そしてHSシステムは、低照度での性能の新しいスタンダードになる筈である。
- これまでのキヤノンコンパクトデジタルカメラの中でも最良のISO性能によりう低照度撮影でも自然な解像度やローノーズをもたらす
◆特徴:レンズテクノロジー
- EFレンズと同等の製造プロセス
- プロフェッショナルレベルの画質
- UAレンズ
- 高精度ガラスモールド製造技術
- コンパクトと高画質の両立
- 4倍ズームにより撮影者の自由はフレーミングやパースペクティブの要求を満たすことが出来る
- 6枚絞りによる美しいボケ
- 静止画とHD動画時に、4段分のISが動作することで暗所撮影を可能にし、手持ちに対して4段分のシャッタースピードを稼ぐことが出来る。
- インテリジェントISは画角と撮影距離を判断し手ぶれ補正を行う。例えば流し撮りなどにも対応。
- ハイブリッドISにより特にマクロ撮影時のシフト方向のブレも防ぐ
- 内蔵3段NDフィルターにより明るい条件での被写界深度をコントロールや、スローシャッター効果を演出することが出来る
◆特徴:コントロール
- シューティングダイアルと露出ダイアルによるフルマニュアルコントロール
- EOS撮影者のワークフローとシームレスにフィットする
- 14bitRAW、DPP現像による画像ファインチューンも可能
◆特徴:高画質、フルHDムービー
- ハイスピードCMOSセンサーによる低照度での高画質なムービー
- 大型センサーによる浅い被写界深度
- 4倍ズーム可能
- ステレオサウンド
◆特徴:プロフェッショナルハンドリング
- 堅牢なステンレスシャーシーとコンパクトデザイン
- 大型バリアングル3インチ PureColor II VA LCDは様々なポジションでの撮影を可能にする
- 視度調整付きOVF
- 新方式のマニュアルポップアップフラッシュ
- ホットシューに、キヤノン製スピードライト装着可能
◆特徴:アクセサリによるシステム拡張
- キヤノン一眼レフユーザーは各種の一眼レフ用アクセサリの使用が可能
- EXシリーズスピードライト
- WP−DC44防水ケースを装着すると40mの潜水での撮影が可能になる
- レンズフィルタアダプター FA-DC58Cによってフィルターの装着が可能になる
- マクロリング来とアダプター MLA-DC1 によりEFシステムのマクロリングライトかツインライトフラッシュユニットが使用可能に
ということで、キヤノンの一眼レフユーザーにとってはこれ以上のサブカメラは考えられないほど充実したスペックと性能ですね。富士フイルムのX-Pro 1購入考えていた方待った!かな?w
フォーサーズ並みのセンサー、バリアング液晶にOVF、予想価格が約$800ですから売れない方がおかしいかもしれません!!
ところで、DPreviewではフォーサーズと書いてありますが、G1Xのセンサーサイズは(18.7 x 14 mm)なので、フォーサーズ規格のセンサーでは無いようです。
しかし、フォーサーズのセンサーサイズは18mm×13.5mmに対してG1 Xのセンサーは少しサイズが大きくなっていますので、当初の1.5インチという比率は、ほぼ正しかったことになります!!(4/3インチ=1.33インチ)
下の図はオリンパスのフォーサーズセンサーの説明です。
で、面白いのは
mirrorlessrumorsでは、G1 Xのセンサーを(ほぼ)APS-Cと表現していますw
It’s official. Canon now launched that huge (almost) APS-C sensor compact camera with fixed lens. So still not a mirrorless system camera but we are getting close
Via : Mirrorless Rumors | Blog | Canon launches the G1 X fixed lens compact camera with APS-C sensor
但し、一眼レフ用のセンサーが3:2のアスペクト比を持っているのに対し、キヤノンG1Xは4:3のアスペクト比となってますので、4/3(フォーサーズ)規格に非常に近い大きさのセンサーサイズとなっていると言えます。
ちなみにセンサーの面積を比較してみると
- Powershot G1 X のセンサー面積 18.7 × 14 = 261.8 mm2
- フォーサーズのセンサー面積 18 × 13.5 = 243 mm2
- APS-Cのセンサー面積(上の図) 24 × 16 = 384 mm2
となりますので、ほぼフォーサーズセンサーというのが良いかとw
いや凄いです。
レンズが主張しててカッコいいと思います。予想以上に小さい!
おっしゃるとおりキヤノンユーザーのサブカメラには最適ですね。
キヤノンのミラーレス対抗機1
号とうことで1なのかと勝手に思ったりします。
しかし最近は1とかXの名前が多いですね。各社新しい波が来てるのか?
あと、このセンサーはミラーレス機に流用出来そうですね。
本当にびっくりしましたね。
最初にリリース見た時、何度もセンサーサイズ確認してしまいましたw
ご指摘のように“X”流行っていますが、“1”と“G”も最近多いですね。“G1 X”は全てを包含する意味かと(予想w)
(他社の)ミラーレスを食うかも知れないコンパクト。どうも想定はフジX-Pro1のようですね。(他の記事を読むと)当のフジは意に介していないようですが(爆)。センサーのサイズは近いですが、レンズは固定式と交換式。コンパクト的なカメラなら固定レンズの方が使い勝手はよさそうにも思いますが、対するフジは単焦点でレンズを揃えてきましたしね(今のところズームなし)。
自分の感想ではフジの方が一枚上手かな、と感じますがどうなんでしょうね?今のところ、製品としての差は少しの違いかもしれませんが、シェアなり販売数なりの目に見えるかたちになってくると、業界全体がかなり違ってくるのかも知れませんね。キャノンの圧倒的首位の時代は終わったのでは、とさえ思える今日この頃です。
上記発言一部訂正。X-Pro1とG1X。比べてみるとかなり機能差がありましたね。失礼しました。キャノンとしては、X-Pro1にはコンパクトのG1Xと一眼のEOS新機種で対抗するつもりかも知れませんが、ひょっとして、キャノンのミラーレスぶつけるまでもつれ込むのかも知れません。
富士フイルムはフルサイズをライバルとしていますのでライバルはG1Xというより、5DmarkIIIなのかもしれませんね。
キヤノンのミラーレスの期待は盛り上がっていましたが、G1Xの投入によって、ミラーレスの存在意義やハイエンドコンデジのあるべき姿について、ちょっとした投げかけになっていると思います。
両社それぞれの重大な役割を持った機種ということですね。