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#FUJIFILM

富士フイルムX-Pro 1動画レビュー&作例 (小寺信良の週刊 Electric Zooma!)

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これまで静止画の評価は抜群のレビューが多いFujifilm X-Pro 1ですが、動画にフォーカスしたレビューと作例記事です。

 ただミラーレスと一口にいっても各社狙いは様々で、競合というよりは棲み分けというか、ポジション取りというか、椅子取りゲームの真っ最中であるため、ユーザーとしてもどこで割り切れるか、迫られる感じがある。そんな中、富士フイルムが投入するミラーレスの「X-Pro1」は、これまでのXシリーズも含め、どちらかというとレンジファインダー機と言った方がいいようなモデルばかりで、マニア垂涎のシリーズとなっている。

Via : 【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第555回:すげえ絵だけにすげえ惜しい富士フイルムX-Pro1 -AV Watch

◆ボディ

  • 最初一眼レフとあんまり変わらない大きさに驚いた
  • 昔のレンジファインダー機を今の技術で真面目に作ったらこうなったという感じ
  • サイズ感が一番近いのは、「PETRI F2」
  • 軍艦部だけ見るとフィルムカメラのよう
  • 看板モデルなのにメーカー名もモデル名も正面から見えない

◆動画撮影の操作性

  • 軍艦部上にあるFnキーに動画モードへの切り換えをアサインできる
  • 動画モードでは、フォーカスモードをSにしていてもCモードと同じ動きになる
  • オーソドックスな配置だが、一つ一つのボタン類が離れているので使いやすい
  • 絞りの中間値は軽く、数字があるところで重くなるような制御
  • 手ぶれ補正機能がないので、手持ち撮影ではなんらかのスタビライザーが必要

◆レンズ

  • 深度表現はさすがフジノン
  • どのレンズも開放でも合焦部分のキレの良さがある
  • 人物を撮ったときの説得力は、かなりのもの
  • XF18mmF2。ワイドだが立体感のある描写
  • XF35mmF1.4。素晴らしい描画力
  • XF60mmF2.4。開放でもきちんとしたディテール 絞りを変えても合焦部分の描画はほとんど同じ
  • 解像感は非常に高い
  • 髪の毛や肌のディテールなどもしっかり映っている
  • 動画ではもう一息寄れるレンズが欲しい
  • 手ぶれ補正機能はないが、レンズの描画ゆえにいろいろ許したくなる

◆AF

  • コンティニュアスAFの性能は、それほど高くない
  • 低コントラストな遠景のAF動作が苦手
  • 動画撮影時には動作音が入る、マニュアルで動かしても同じように音がする

◆画質

  • ビットレートは実測値はかなり低い
  • 絞って撮ったり広い絵を撮ったりするとビットレートがちょっと足りない
  • 色味としては非常に素直
  • 解像感の高さと相まって非常にすっきりした絵
  • フィルムシミュレーションは、シリーズ名を冠したモードはなるほどと思わせる
  • 水面の細かい波紋のようなものを撮るとモワレが発生
  • 室内撮影に関してもかなりS/Nがよく、色味もクリア
  • 蛍光灯下でも嫌みのない描画で、安心して撮影できる

◆再生

  • 本体の出力からは720/24p相当の映像しか出力されない残念な仕様
  • 撮影モードではHDMIスルー出力も出ない。これはかなり痛い

◆総論

  • レンズ描写による絵の説得力は素晴らしいものがある
  • レンズとカメラで何か1本撮ってみたいという衝動に駆られる描画
  • このレンズと撮像素子による動画撮影の可能性を垣間見られた

やはりレンズとセンサーの基本性能が良いということで、静止画だけでは無く動画も魅力的なものがありますね。
一方、静止画も動画も操作性も含めて使いこなしが難しいカメラのようですね。

おっと、X-Pro1の実売価格がちょっと下落した13万円を切っていますね。。。。

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