ミラーレスカメラのデザインとその人気への寄与度に関する興味深い調査。
なんと、デザインの価値と人気は反比例の関係のようなのです。
低成長にあえぐ日本でも、人々の価値観は確実に変化し、新たなニーズが誕生していることは間違いない。それらをとらえ、正対する質の高い製品デザインの重要性は増す一方だ。低価格志向を強める消費者はどんなデザインならお金を払うのか。
◆ソニーNEX-5N
- 一般価格(今回は5万円)と比べていくらまでなら上乗せして買いたいでトップ
- デザイン価値が高かったが人気は5位。欲しがる人は少ないが、欲しい人は多少高くても買いたいと思う「ニッチさ」
- 20~30代の女性からは敬遠
- ガジェット好きをメーンのターゲット、コンパクトカメラからのステップアップや一眼レフのサブ機に利用
- 人気は低いがデザイン価値は図抜けている
- 支持者には、カメラとしての性能にこだわりを感じる
◆ニコン1 J1
- 今回の調査では一番人気
- 単にデザインで選ぶとしたらどれがいいかでトップ
- 一番人気だがデザイン価値はそれほど高くない
- コストパフォーマンス重視の層に支持
- 「操作が簡単そうな」親しみやすさ
- 「自分のファッションや持ち物にも合い」
- 「仕事や趣味に使いたい」
- 30代女性の25.8%が選んだ
- 無駄を削ぎ落とした「シンプルなデザイン」
- マグネシウム合金が持つ素材感もデザイン価値を押し上げる要素
- 財布のひもが固い20~30代が選ぶ
◆オリンパス PEN Lite E-PL3
- 20~30代に強い
- PENシリーズは最初から指名買いが多い
◆パナソニックLUMIX DMC-GF3
- 幅広い層から支持
- 特に50代と60歳以上の女性に好評
◆ペンタックス「Q」
- デザイン価値が高かったが人気は4位「ニッチさ」
- 20代女性と40代男性の支持
- ガジェット好きな層の嗜好がうかがえる
- 店頭で手に取って愛着がわき、その場で購入を決める例も少なくない
◆まとめ
- 世代によって価値観がかなり異なるのでないか
- ミラーレス型ではセンサーの進化だけでなく、レンズのバリエーションや画像処理エンジンの改良などの方向でも進化・高性能化していく可能性がある
- 「安いから人気」という因果関係はない
- 今後の成長市場でデザインが活躍する可能性は大いにありそう
- 20代女性の過半数が重視するのは「カラー」。デザイン価値を上げられる要素の1つ
- 20代女性を唯一の例外として、ミラーレス一眼の購入者すべてが、価格、性能に次いで重視するのが「大きさ・重さ」
ということでデザインの自由度が高いミラーレスカメラだからこそ、拘りのデザインによってニッチ層&若者を狙うのか?あるいは緩いデザインによって幅広い層&比較的高齢な方を狙うのか?という方向性に大きな違いが出てくるということでしょうか?
ニコン1がレッドドットデザイン大賞を受賞したというニュースリリースがありましたが、この調査の購入者がデザインよりコストパフォーマンス重視のようで、実際の決め手はシンプルなデザインという、実は綿密な計算の上でのニッチさと親しみ易さの落とし所のデザインなのかもしれませんね。
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