ニコン「D3200」の実力(ITmediaデジカメプラス)
ニコンD3200のレビュー記事
ニコン「D3200」は、有効2416万画素の新開発CMOSセンサーを搭載したエントリー機だ。エントリー機なのに2400万画素も必要なのかという思いもありつつ、実際に店頭に並んだ際に「2400万画素」という数字が購買層にどう響くかも気になるところだ。
◆操作系
- 操作系の変更に関してはコストの面もあるのかも知れないが残念
- ダイレクトにAFフレームを選択できる使い勝手の良さは健在
- ガイドモードがシーンモードなどの設定をしてくれるアシスタント的な役割を担う
◆画質
- コントラストや色に関してはまったく問題なし
- レンズとのマッチングによる解像感に関しては可もなく不可もなくといった印象
- 周辺が甘い点が気になる
- 中央に関してはやや線が太く感じるものの解像感がないという訳ではない
- D800で推奨されているようなレンズであれば、このセンサーの良さをもっと引き出せる
- 強烈な解像感はないが、大型センサーらしい自然な階調表現
- 出てきた写真は至って普通の“ニコンの絵”
- RAWとJPEGとあまり変わらない絵が出る
- ノイズリダクションの処理はカラーノイズを排除する一方で、輝度ノイズはある程度許容する、解像度優先のチューニング
- カメラによるノイズリダクションに極端な破たんはなく、上手に処理している
- 常用はISO1600まで
- 実用的な感度はISO3200
- ISO6400は思っていたより悪くはない
- 低速限界設定オートならレンズの焦点距離に応じて低速限界を設定してくれるので便利
◆メディア
- JPEGラージ・ファインで約9MB、大きい物になると13MBにも
- RAWで約21MBほど
- メディアの記録速度も考慮した選択をして欲しい
◆まとめ
- センサー以外は革新的な技術投入はないものの全体的にそつなくまとめ上げている
- エントリーユーザー以外に、サブ機としての需要もありそう
- 画質的にもサブ機としては文句なしの仕上がり
- 「2400万画素だからできること」が実機からはあまり伝わって来ない
- 「使い方」をもっとアピールする必要がある
- 2400万画素をいかすアイディアの提案がさらになされれば、満足度はより高くなる
2400万画素がウリのD3200ですが、入門機としては、メディア容量やPCスペックなどに注意する必要がありそうですね、
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