前の記事EOS 5D mark III / mark II / D800 高感度動画比較の条件は?(nofilmschool)
前の記事キヤノン EOS 5D mark III .v.s. 5D mark II .v.s. ニコンD800 高感度動画比較(NoFilmSchool)のコメント欄にHIYOKOMAN様から「実効感度がずいぶんと違うよう」というコメントを頂きましたので、本日ネタも少ない:::^^)こともあり、テスト条件などを調べてみました。
元記事はこちら
Well it’s taking a bit longer to get these up than I’d hoped, but I think the evidence in this one is the most obvious of any test I’ve seen so far. This time the Canon 5D Mark II has been thrown into the mix, in addition to the 5D Mark III and the Nikon D800.
Via : 5D Mark III/D800 Hands-On Part 4: Mark II vs. Mark III vs. D800 – Candlelight – NoFilmSchool
- レンズ:ニコン 85mm f/1.4 lens
- カラープロファイル ディフォルト/ナチュラル
- 圧縮コーデック キヤノン ALL-I / ニコン KiPro ProRes 4:2:2 HQ
- ノイズリダクション オフ
- ホワイトバランス: 3200K
- シャッター速度 1/50
- 絞り f/1.4
ということになっていました。
で元記事のレビュー結果としては・・・・
- ニコンD800の露出の方が明るい
- ニコンD800の方がシャープだがかなりノイジー
- 低感度ではニコンD800の解像度が素晴らしい
- 5Dmk2は高感度側になると若干グリーンに転ぶ傾向がある
- 5Dmk3とD800は高感度までカラーバランス傾向は変わらない
- 5Dmk3/5D mk2は圧縮コーデックによりノイズが低減されている可能性がある
- 5Dmk2の高感度もなかなか良いが5D mk3に対して2段分の差でノイジーに見える
- 5Dmk3はISO6400で“プロ”が“使える”くらいクリーンなイメージ
- D800は肌色が少しイエローにシフトしている(4:2:2出力でのカラーサンプリングはやっていない状態)
- ISO6400で比較すると5Dmk3の肌色は5Dmk2より少し良い
- 明るい場所での撮影はシャープかつ、HDMIの非圧縮出力があるのでNikon D800がおすすめ
- 暗い場所での撮影は圧倒的に低ノイズのCanon EOS 5D mark IIIがおすすめ
と書かれていましたので、3機種の実露出がどれくらい違うのか、感覚的ですが画像を切り出してみました。(Mac Book Airのモニタで見ているので低精度です(^^;)
D800 – ISO1600を基準にすると
EOS 5D mark IIIではだいたいISO3200になるかなぁ・・・
EOS 5D mark IIではISO4000相当かな?(ちょっと暗いかなぁ)
と個人的な感覚では、D800と5D mark IIIでは約1段分位露出の差が発生しているようにも見えます。
但し、露出に関してはプロファイルやガンマーなどでも見た目が異なりますので、どちらのISOが正しいのかを判断するのは難しそうですね。
また、モアレやジェリーエフェクト現象などの差についても、EOS 5D mark IIIとD800での比較なども行なっている記事もあり、双方一長一短のようなので、フルサイズ一眼によるビデオフォトグラフィーを目指す方にとってはなかなか悩ましい選択になりそうですね。
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わざわざありがとうございました。
しかし、ニコンとキヤノンでなぜこんなに明るさに差が出るのでしょうかね?まあ、どちらかだけを使用している分には悩むことも無くてよいのでしょうが、デジタルになって随分と物事の基準が曖昧になってきているように思います。
でも、いずれにしても5Dmk3は素晴らしいようですね。それと、5Dmk2の意外な程の健闘ぶりに驚きました。
ちなみに自分はD800にはあまり興味の無いD4ユーザーです。
こちらこそありがとうございました。
確かにご指摘のように、デジタル=正確とは逆の一例かもしれませんね。
D800やD3200はそれぞれ尖ったスペックで出てきましたが、プロ向けのD4ときっちりコンセプトを別けられているのが興味深いですね。