富士フイルム Xシリーズ インタビュー記事(ITmediaデジカメプラス)
富士フイルムXシリーズについて、商品企画とデザイン関係者の方へのインタビュー記事がアップされています。
X100の登場から1年足らずの間に4機種を投入した、「FUJIFILM X」。それぞれ異なるキャラクターを持ちながら、シリーズ製品としてのコンセプトにブレはないように見える。FUJIFILM Xのいままでと今、これからについて話を聞いた。
Via : インタビュー:たたずまいの良いカメラ――「FUJIFILM X」とは何か (1/2) – ITmedia デジカメプラス
◆X100
- 営業部門からプレミアムなカメラが欲しいという要望から
- 技術的にはいつでも作れる要素はあった
- 富士フイルムの世界中のメンバーを集めて議論する場で「プレミアムなコンパクトカメラ」という方向性が決まった。
- さまざまな考え方や切り口が自然淘汰され、このX100の「往年のカメラらしいスタイル」へ自然とたどり着いた
- センサーサイズはマイクロフォーサーズ、フルサイズより大きなセンサーも検討
- APS-Cであればゆくゆくはフルサイズと同じような画質を実現できるという予測。APS-Cが最適という結論。
- 外観デザインやインタフェースもゼロから開発
- プロ写真家の方にも相当意見を聞いた
◆X-Pro1
- 最初からレンズ交換式や、他のセンサーサイズも考えていた
- 一機種で終わらせるつもりはなく、平行して開発
- X100が我々の予想を超えた評判、どういうところが受け入れられたのかを把握しつつ、それを反映
- レンズの良さを引き出すためにローパスフィルターを外そうという発想ははじめからあった
- ハイブリッドファインダーをレンズに応じて変倍させるというのも大変だった
◆X10
- X100は万能のカメラではない。違うユーザーに対して、違うメッセージを送りたい
- APC-Sサイズセンサーにズームレンズを搭載した製品も検討するとサイズが大きくなってしまう
- もっと気楽に持ち歩いて撮りたいというニーズ
◆X-S1
- 超望遠を使い、例えば野生動物を撮るようなネイチャーフォトなどを想定
- 撮影領域を一眼レフで実現しようとすると、レンズ何本も持って行かなければならない
◆ユーザー層
- ユーザー層は30代男性が一番
- 続いて20~30代女性が多い
- 30代以下の方は逆にこのデザインが新しいと感じる
- 価格に対する価値を認めてくれる
◆「FUJIFILM X」としてのアイデンティティー/Xシリーズとは
- X-Pro1が第一弾の集大成
- レンズ交換式と、レンズ固定式の2つのラインが平行して開発されていく?⇒ふたつだけじゃないかも
- 撮るときの気持ちよさ、使っていて身体的に気持ちいい「もの」としてのよさと、カメラとしてのユニークさの両方を追求
- 基本的にはカメラとしての本質的な良さを盛り込みつつ、ユニークさを必ず盛り込む
- “撮る愉しさ”と“持つ愉しさ”
- 飾っておくだけでも満足感、感性を刺激
- コストよりも素材ありきで、持つ愉しさの優先順位が高い
- 「10年デザイン」往年のカメラとしてのたたずまいを追求
ということで、富士フイルムのXシリーズは第一章が完成ということで第二章はどんなカメラが出てくるのでしょうか?
ここ最近、富士フイルムに感化されたように、プレミアムはミラーレスカメラやコンパクトデジタルカメラが相次いで登場し、更に出てくる予定です。
これらを迎え撃つX200、X20、XS-2、X-Pro2はどんなカメラになるのでしょうか?
楽しみですね!
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