写真家の田中希美男先生のブログにM.ZUIKO DIGITAL ED75mmF1.8のつかいこなしに関する記事がアップされています
前回は“疲れるレンズ”ということでしたので、それを解消するテクニックはどのようなものなのでしょうか?
この75mmF1.8レンズのオリンパスが希望する小売価格は約12万円。しかし市場での「価格」は、たぶん、いきなり9万円ぐらいになるところもあるのではないか。
◆レンズ描写について
- 買ったあとに、「うわーっ、こりゃあドジをしたかな」とは、まず思わないレンズ
- 外観を見て持ってみるだけで、いかにも「良く写りそうだなあ」と思えてくる
- 開放絞り値でも絞っても描写性能はそれほど変化がない
- 逆光にも強い。レンズフードがなくてもいい、と思える
- 写りすぎる、という贅沢な“欠点”もなくもないのが困ったところ
◆セッティングの工夫
- 高感度ノイズ低減機能を「強」にしてから、シャープネスを「マイナス1~2」に。コントラストも必要に応じて「マイナス1または2」
- 解像感はそこそこ保ったまま、女性が嫌う「小じわ」や「シミ、そばかす」のたぐいはだいぶ目立たなくなる。髪の毛の描写も少しだけ柔らかくなる。
◆画像処理について
- 75mmレンズが飛び抜けた解像描写性能を備えているのに、画像処理がそれに「追いついていない」
- シャープネス(エッジ強調)の「線が太い」
- 同じことはニコンのD800Eの画像処理にも言える
おっと、ここでニコンD800Eの画像処理についても言及されているのは面白いですね。
実際には、ノイズ低減やシャープネスをレンズ毎にセッティングするのは大変でしょうね。
やっぱりRAWで撮影しておくのが無難ということなのでしょうか?
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