デジカメWatchにSIGMA DP2 Merrillのファーストインプレッション記事がアップされました。
シグマが7月12日に発売する「DP2 Merrill」の簡単なインプレッションをお伝えしたい。詳細なレビューは後日掲載する予定だ。
DP2 Merrillは、デジタル一眼レフカメラ「SD1 Merrill」と同じAPS-Cサイズ相当・有効4,600万画素(4,800×3,200×3層、記録解像度4,704×3,136)のFoveon X3 Merrillセンサーを搭載するレンズ一体型デジタルカメラだ。店頭予想価格は9万9,800円前後の見込み。
◆ボディ・デザイン
- サイズはこれまでのDPシリーズより一回りほど大きく
- 外観デザインは箱のようにシンプルそのもの
- 持ちにくさは感じない
- ストラップも平紐タイプに
- 右手側の変則的なストラップ取り付け部は、先紐が親指の指掛かりのようにも作用、人差し指に干渉しない
◆操作系
- 方向キーの感触が良くなり、高級感と操作性が増した印象
- 電源オン/オフ時の動作音が静かになった
- シャッターボタンと同軸ダイヤルはクリックがはっきりしていて大変使いやすい。人差し指と親指のどちらでも使うことができる
- QSメニューが便利
◆メニュー
- 露出の変更時に絞り値などのアニメーション表示がない点が好印象
- 表示が高精細化しても操作レスポンスを維持した点は評価
- 項目がタブ分けされたのも使いやすい印象
◆液晶モニター
- 日差しの下でも全く見えないということはなく、状況によって軽く手で光を遮ってやるなどすれば視認性を確保
- 高精細化でメニューも見やすくなった
◆MF/AF
- 電子式のフォーカスリングの感触はよい
- AF速度は現行のノンレフレックス機ほど機敏ではない
- 合焦しやすいポイントを選んで測距してあげればストレスはない
- ライブビューはAF動作中も描画が追従
◆使い勝手
- ポストビュー表示の拡大表示は書き込み処理が終わるまで移行できない
- シグマ機としてはお馴染みの“待ち”は初めて同社カメラを手にしたユーザーは多少戸惑うかも
- 書き込みを待たずとも続けてシャッターを切ることはできる
- 再生画面の拡大・スクロール操作はレスポンスが良かった
- 操作を試しながら1~2時間で約120~130枚ほど撮影したところで「充電してください」の表示が出た
◆画質
- DPシリーズでの手触りが伝わるような描写にたびたび驚かされたが、DP2 Merrillはそれを更に上回る
個人的にはコンデジの、細紐ストラップが大嫌いなので(^^;平紐タイプになった(G1Xもそうなっている)のは歓迎ですし、右側のストラップ装着方向はちょっとしたアイデアですね。
バッテリー性能はカタログスペックより多く撮影出来るという結果は、ある意味シグマの良心ということで、ちょっと安心という感じです(^^;
ちょっと気になるは、純正カメラケースが準備されていないことで、珍しいかもしれません。それほど余裕が無かったということでしょうか;;;^^)
画質も期待通りになりそうで詳細レビーは後日ということなので楽しみですね!
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