オリンパス一眼レフカメラから撤退も???
スポニチのWebサイトに「デジタル一眼レフ撤退も オリンパス、カメラ再建策」という記事を掲載されてるようです。
デジカメの12年4~12月期の販売台数は前年同期比約28%減の480万台となり、13年3月期も従来見通しより110万台少ない620万台へ下げた。レンズ交換が可能で小型軽量化したミラーレス一眼カメラは最重点分野と位置付け、新製品などを投入する計画。
現時点ではスポニチが第一報ということで、オリンパスが本当に一眼レフから完全撤退するのかについては、まだ心に停めて置くくらいの方が良いかもしれませんが、検索してみると、、、東洋経済オンラインに下記のような記事がありました。
株価上昇の背景には、聖域化されていたデジカメ事業に対して、新経営陣が思い切ってメスを入れてくれるとの思惑もある。
オリンパスは早ければ2月12日の決算発表時にデジカメ事業の新たな構造改革策を公表する予定だ。しかし、社外取締役の一部からは事業縮小など大規模な再構築を求める声が上がる一方、笹宏行社長らは光学機器の会社として映像事業の意義を唱える姿勢を見せている。協業するソニーとの提携効果もいまだ見えておらず、具体案の調整にはなお時間がかかる可能性もある。
デジカメ関連事業のある社員は「品質管理など直接収益を生まない部署は異動などで人が減らされている。構造改革と称して組織変更も多いがビジョンが明確ではなく、モチベーションが下がっている社員も少なくない」と不安を漏らす。
Via : オリンパス株上昇 再生へ残されたカギ | 企業 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
日本経済新聞などではオリンパスのデジカメが不調という報道
オリンパスの2012年4~12月期の連結営業利益は前年同期比4%減の250億円程度だったようだ。
これを受けて、13年3月期通期の連結決算の業績予想は、最終利益を従来予想より20億円少ない60億円に下方修正した。スマートフォン(高機能携帯電話)との競争で小型デジカメの不振が続いているという。
ちょっと心配な決算報告ですね。。。
昨年末にもオリンパスの首脳陣から一眼レフカメラとしてE-5の後継モデルを出すとも明言されいますが、カメラに詳しい方ならオリンパスがミラーレスカメラの方に軸足を完全に移しているのは先刻ご承知だとは思いますので、E-5の後継機もやはりミラーレス、、、、ということで納得されている方も多いとおもいます。
写真家の田中希美男氏のブログに、オリンパスイメージング株式会社マーケティング本部長取締役 小川 治男氏へのインタビューが掲載されています。
Via : オリンパス E-5の後継機も開発中?(Photo of the day) | YOUのデジタルマニアックス dmaniax.com
いずれにせよ、スポニチのニュースの真偽はE-5の後継機発表と共に明らかになりそうですね。
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外資による日本企業の買収、というトレンド上にあるひとつのイベントと見ます。円安が加速するほどこの傾向が強まるのではないでしょうか? 日本は楽観できない局面に立たされていると思います。
決してアベノミクス万歳、インフレ歓迎ではないと思いますね。
オリンパスにソニーが出資していますので、デジカメ不振ということが今後どのような関係になるかも注目かもしれませんね。