Adobe Photoshop Lightroom 4.4 RC及びACR7.4RCのレビュー記事(DPreview)
アドビがLigitroom 4.4とCamera RAW 7.4 Release Candidate(リリース キャンディデート)版がを公開しました。
Adobe has announced ‘release candidate’ versions of Lightroom 4.4 and Adobe Camera Raw 7.4.
Via : Adobe posts Lightroom 4.4 and ACR 7.4 release candidates: Digital Photography Review
ダウンロードはこちら
ダウンロード: Adobe Camera Raw 7.4 release candidate from Adobe Labs
ダウンロード: Lightroom 4.4 release candidate from Adobe Labs
今回のRCバージョンでRAW現像が追加されたカメラは
- キヤノン EOS-1D C
- カシオ Exilim EX-ZR700
- 富士フイルム X100S
- 富士フイルム X20
- ペンタックス MX1
- ニコン Nikon 1 J3
- ニコン Nikon 1 S1
- Hasselblad Lunar
- Leica M
バグフィックスなどもされています
- クロップオーバーレイ機能で拘束を指定した時のりサイズ問題修正
- ブックモジュールでバックグラウンドレンダリングの問題修正
- SONY RX-1のレンズプロファイルに周辺光量修正が入っていなかったので対応
- 現像モジュールのフィルムストリップで回転画像の表示が不鮮明になる現象の修正(マック版のみ)
- スタック機能で写真合計数カウントの問題修正
- ライブラリモジュールでスクロールバーが正しく表示されない場合がある問題の対応
ということですが、注目は富士フイルムのX-Transセンサーの現像品質が向上?しているのか?
ということで、早速Dpreviewがテストしています。
In the ACR 7.3 rendering, the foliage takes on a distinct ‘watercolor’ appearance, and the white text of the sign is ‘filled-in’ green.
Via : Adobe’s Fujifilm X-Trans sensor processing tested: Digital Photography Review
これまでACR7.3では、グリーンに転ぶ偽色が発生する傾向にあり、ハイライト部がグリーンになるなどの現象が発生してたようですが、それがACR7.4改善されているようです。
In the studio scene comparisons, we see very similar results with regard to the presence of minor moiré and other aliasing artifacts. The ACR 7.4 RC rendering does offer a more neutral color response,
Via : Adobe’s Fujifilm X-Trans sensor processing tested: Digital Photography Review
また、モアレとエイリアシング処理に関してもACR7.3よりも精度がアップしているようです。
In our studio test scene, the ACR 7.4 RC processing compares extremely well against Fujifilm’s internal JPEG engine.
Via : Adobe’s Fujifilm X-Trans sensor processing tested: Digital Photography Review
LR4.3では富士フイルムのカメラ内JPEG取って出しに負けていたのですが、LR4.4になりJPEGより優れた画質で現像可能になっているようです。
As we saw in our Raw Converter Showdown, Capture One Pro 7 produces more crisp results than ACR with contrast and saturation defaults that more closely mimic the in-camera JPEG.
Via : Adobe’s Fujifilm X-Trans sensor processing tested: Digital Photography Review
RAW現像ソフトのライバルであるCapture One Pro 7(ディフォルトセッティング)は富士フイルムのカメラJPEGと良く似たコントラストやシャープネスで現像する傾向があるのに対し、ACR(ディフォルトセッティング)の方はディテールを保ったままナチュラルな現像をする傾向で、より見た目に近い画像が現像出来るそうです。
dpreviewの結論として、Adobeは富士フイルムのX-Transセンサーの現像品質を確実に進化させたようで、富士フイルムのX-Transセンサーが搭載されているカメラのシェア(キヤノンやニコンより少数)に対して開発リソースを投入して来たことは称賛に値すると讃えています。
LR4.4やACR7.4の正式リリースが楽しみですね!
勿論、RC版ならすぐにダウンロードして使えることが出来ますので、PhotoshopやLightroomをお持ちかつX-Transユーザーの方は早速試されるのも良いのでは無いでしょうか?
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