富士フイルム X20とX10の比較記事(ITmediaデジカメプラス)
Fujifilm X20は先代モデルのX10と外観はほぼ同じながら、像面位相差AF内蔵のX-Trans IIセンサー、そして、進化した光学ファインダーなど大きく進化しているようですが、実際にどれくらい違うのでしょうか?
ITmediaに3ページに渡りX20とX10を比較した記事がアップされています。
でも、そのあとにでてきた「FUJIFILM X20」はそれをはるかにしのぐデキだったのである。何しろ、X10のコンセプトにより忠実に進化したのだ。2代目というとあれこれいろんな機能を追加して性能は上がるけど当初のコンセプトは希薄化――というのがありがちなんだけど、X20はX10のコンセプトをそのまま大きく進化させたのだ。
■センサー画質比較
- 等倍で見るとディテールの描写力が全然違う
- わざわざ等倍表示しなくても、X20の方が全体にきりっとしてて締まってるのが分かる
- 望遠端での比較は広角時より分かりやすい差が出た
- 予想以上の差で少々びっくりしたくらい
- 明らかにX20の方がディテールがしっかりしてる
■ポートレートでの比較
- 髪の毛のあたりを見るとX20の方がちゃんと解像している
- あまり差がでないシーンもある
■高感度での差
- 高感度ではX10の方が若干ノイズが抑えられている
- X20は無理にノイズを減らすよりディテールをできるだけ残す方向になったのではないか
- X10はISO6400から画素数を落とす仕様だが、X20は画像サイズを落とさないのはよい
- X20は一貫して高解像感重視の設計になり、よりコンセプトのブレがなくなった
■外観の違い
- 正面はロゴが変わったくらいだが、背面はボタン割り当てなど違いが出てくる
- X20は、Qボタンによるクイックメニュー表示が可能になりけっこう便利に
- X10でもキビキビした動作がさらに速くなった
■一番進化したのがファインダー
- X10の光学ファインダーは構図確認ができるという程度のもので、使いたい感じではなかった
- X20では一眼レフのファインダーをのぞいたときのような感じで、実用度がぐんと増した
- 撮影しようと思ったら自然にファインダーに目が行く感じ
- このクラスでははじめて実用的な光学ファインダーを備えたカメラ、実に素晴らしい
■まとめ
- X10/20の本質は、ハイレベルなスナップカメラ
- 凝った機能より、瞬時にピントが合って気持ちよく撮れる
- X10のコンセプトにこれだけ忠実に進化したカメラってだけで賞賛すべき
個人的には、富士フイルムはX20のパーツやデバイスを大幅刷新しながらも、価格を抑えているのも素晴らしいとおもいます。
毎回フルモデルチェンジしたり、マイナーモデルチェンジでコストダウンするカメラが多い中、初号機の素晴らしいコンセプトで立ち上げ、一貫性を持って進化するカメラこそ魅力が感じられるとおもいます。
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