今年に入って、ミラーレスカメラの売れ行きが鈍化、代わりに一眼レフが大きな伸びを示しているということです。
日経トレンディネットに「デジタル一眼が伸びているワケ」を分析した記事が掲載されています。
堅調だったミラーレス一眼の売れ行きは今年に入ってから少し変化した。2013年1月は前年比49.6%増と高い成長を記録したものの、2月は23.2%増、3月は12.0%増と徐々に伸び率が鈍化。4月は0.8%減とマイナス成長に転じるなど、減速感がある。
■今年の一眼市場傾向
- 右肩下がりのデジタルカメラでデジタル一眼カメラは成長
- 一眼レフカメラが市場を牽引し始めたこの1年で構成比が倍近くに
- ミラーレス一眼の伸び率が鈍化、マイナス成長に転じる
■キヤノンの実績
- 2カ月連続で過去最高を更新
- 一眼レフカメラは過去最高の販売台数
- 交換レンズも過去最高の販売実績
■キヤノンの分析と戦略
- スマートフォンの普及で写真を撮ることが日常化
- よりキレイに写真を撮影したいというニーズが増加
- 運動会などの行事にあわせて購入、動くものを撮影する場面が多い
- 量販店店頭で“決定的瞬間を撮るのなら一眼レフカメラ”と訴求
- プロシューマーユーザーがサブカメラとして購入する需要を促進
- 3月から4月にかけて、旧モデルの価格下落も追い風
- 小型、軽量化した一眼レフが、エントリ層のミラーレスカメラのターゲット層を侵食
- 将来は上位機種へとステップアップしてもらいたい
- 「EOS Kiss X7」は需要の変化の波頭を捉えた商品として注目されている
- キヤノンは一眼レフカメラ市場は引き続き成長路線を歩むと予測
ここのところキヤノンのエントリ〜中級一眼レフは画素数や高感度性能は据え置きのモデルチェンジを続けていますが、それでミラーレスカメラの市場を逆に侵食させてしまうのは流石素晴らしい技術力とマーケティング力があるからこそということでしょうか。
そう考えると、ミラーレスEOS MのコンセプトとしてAFが遅くてもEFレンズが使え、一眼レフカメラと別の良さを訴求するというコンセプトも戦略の一部だったのでは無いかと考えてしまいました。
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