世界四カ国のパパママのカメラ調査で判る日本の家族事情(カシオ)
カシオが本・中国・ドイツ・アメリカのパパとママ、800人(各国200人)にカメラについてのインターネット調査を実施
その結果を公開しています。
カシオ計算機は、“サクサク”撮れる軽快なレスポンスを備え、ブレに強い高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「EX-ZR700」の発売に際し、日本・中国・ドイツ・アメリカのパパとママ、800人(各国200人)にカメラについてのインターネット調査を実施しました。
Via : 万国共通「可愛い我が子の笑顔の瞬間を撮りたい」 きれいに撮れるのは当たり前!? パパとママは“サクサク”を求める – 2013年 – ニュースリリース – CASIO
■カメラ機能に対する世界共通のニーズ
- 手軽さ、簡単、綺麗に加えて、サクサク快適に撮影できるという速さのニーズが高まっている
- 綺麗に撮影できる(画質が良い)のは当然
- パパとママが使うカメラは、撮りたい瞬間を逃さない“速さ”を求められている
- どの国でも「子供が動き回って上手く撮れない」という回答が 1 位に
- 我が子を、自然な姿で写真に残したいという親心が垣間見られる結果
■撮影シーンの違い
- 日本は普段から子供を撮影するという習慣が薄い
- 海外では日常の一コマをいかにリアルに捉えるかという点を重要視
- 日本は思い出をきっちり写真に収めることが大事と考えている
■写真公開・保存の違い
- 海外では「アルバム」「SNSやストレージで公開」「額縁や写真立て等で家に飾る」「家族・知人に共有」など目的を持って積極的に活用している
- 日本は「PCで保存・閲覧」という回答が多く、写真の活用にとても消極的
■写真の楽しみ方の違い
- 海外では、写真を撮ったらみんなで見て楽しみたい、“今”を共有したいという思いが強い、写真は“今見て楽しむもの”と考える
- 日本では、人生の大事な節目では“過去”を振り返りたいと考える、写真は“将来見て楽しむもの”と考える
■普段持ち歩いている写真
- 家族の写真を「持ち歩かない」日本人は 33%-他国の 4 倍以上
- 日本はママよりパパの方が、家族、配偶者の写真を持ってる割合が高い
- 海外では「配偶者と子供」「家族全員の写真」も持ち歩く
- 中国は「子供のみ」が 15%、配偶者が写った写真では 71.5%と、日本とは正反対の結果に
- 一人っ子の我が子を溺愛しているという印象が強い中国だけに意外な結果
■カメラの種類について
- パパとママはまだまだコンパクトデジタルカメラを重宝
- 日本でミラーレス一眼がを所持している人は 16 人にとどまり、アメリカ(10人)、ドイツ(18人)とほぼ変わらない結果
- まだまだコンパクトデジタルカメラが重宝されている
- 中国は「デジタル一眼レフ」(155人)の所持率が高い
- ドイツは「フィルムカメラ」(31 人)が根強い人気
- アメリカは「携帯電話(スマートフォン)」(135 人)が1位を占める
■ママ友について
- 海外は“ママ友”「3~5人」(中国 44.5%、ドイツ 42%、アメリカ 40.5%)
- 日本は「いない」(32%)という回答が多い
- 日本人は近所との付き合い、家族間での付き合いが希薄になってきている
■まとめ
- 可愛い我が子の笑った瞬間は、“何にも代え難い最高の表情”という認識は万国共通
- 日本のパパとママは、家族みんなの思い出を作るという意識が薄い
- 日本の家族観は子供が中心になっている
写真という切り口から、日本人は家族に対する考え方についてはやはり異質の国民性であることが現れて来るのが面白いです。
この調査には出て来てませんが、そんなシャイな日本人でも元旦に限って積極的に家族やお子様の写真を公開しているのも現実ですが。。。
そして、ママの方が配偶者や家族の写真を持ち歩いている率が少ないというのが、パパにとっては衝撃の結果かもしれませんね。
アーティスティックな写真を撮り、積極的にSNSに公開している女子カメラの方々が増えているようですので、将来はもっとファミリーな写真を大切にする文化になっていると良いのですが。。。。
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