Canon EOS M2 ブロガーイベントレポート その1:AF速度は1年で5倍以上驚きの進化を遂げていた
12月26日キヤノンマーケッティングジャパン様開催のEOS M2ブロガーイベントに参加させて頂きました。
場所は品川のキヤノンSタワー内の会議室
商品企画担当の方のプレゼンテーションの概要を報告させて頂きます。
■ミラーレスカメラEOS M2の特徴
- トリプルレンズキットの新設
- ハイブリッドCMOS AF II
- Wi-Fi内蔵
- 小型化
今回、EF-Mレンズ3本をキットにした、トリプルレンズキットを発売。
大変お買い得な価格設定となっているので、是非検討して欲しい。
■3つの進化ポイント
- AFの進化
- 無線LAN
- デザイン・小型化・軽量化
■AFの進化について
- AF合焦速度の向上
- ファームアップ後のEOS Mに対して2.3倍高速化を実現
- EOS M⇒2.3倍⇒ファームアップ後のEOS M⇒2.3倍⇒EOS M
- つまり、初代EOS M発売直後と比較すると、2.3☓2.3=5.29倍 高速化した
- ファームアップ後のEOS Mに対して2.3倍高速化を実現
- 像面AFエリアの大幅拡大
- EOS MのハイブリッドCMOS AFのエリア 38%☓26%
- EOS M2のハイブリッドCMOS AF IIのエリア 80%☓80%
- 広いエリアでより高速な像面位相差AFが可能になった
- EOS Mでは合焦する直前に表示画像が前後に動くという意見があった
- EOS M2はそれが大幅に改善されている
- 実際、ライバルのミラーレスカメラと比較しても同等以上のAF速度
- EOS M2のAFは自信を持ってオススメしたい。速度が遅いとはもう言わせない。
- AF性能については、積極的に訴求して行きたい。
■Wi-Fi 機能搭載
- レンズ交換式カメラでEOS 6Dが最初にWi-Fi機能を搭載、70Dでも搭載した。
- EOS M2はキヤノンのエントリクラスで初のWi-Fi機能を搭載するレンズ交換式カメラとなる。
- EOS Remoteがバージョンアップ
- EOS M2の発売に合わせてリリースされる。
- マニュアル撮影が可能になる
- EXIF情報が付加されるようになった
- M2では旅行時などでのバッテリー消費量低減の為、ブラックアウトする仕様になる
これまで、EOS MのAF速度については、様々な意見が寄せられていました、
EOS M2が発表された直後、最も気になっていたのががそのAF速度。
ここ1年で他社のミラーレスカメラもAFについては急速に改善を行っていますので、そこそこの進化ではユーザーの不満が増大することも考えられていましたが、今回その疑念は払拭されました。
1年前の先代EOS Mに比べて5倍以上という進化を達成した結果、他のミラーレスカメラと十分以上に渡り合えるAF性能ということで、その間キヤノン様がミラーレスカメラのAF速度改善には全力を尽くされていたであろうことが想像できます。
そしてEOS M2のタッチ&トライで、キヤノン様がEOS M2とESOS M同時にAF比較出来るように準備されていましたので試してみた時の動画がこちらです。
(一人撮影、一人2台をタッチAFしていますので、タッチポイントが異なってしまい厳密な速度比較では無いとは思いますが、 AF動作の違いが判って頂けると思います。)
EOS M2はタッチした瞬間にレリーズが完了し、すぐに次の撮影体制となり、本当に撮影されているのか判らないくらいです。
また、EOS Mの方はブラックアウト時間が長く、次の撮影までワンテンポ待たされる感じですね。
ということで、キヤノン様が自信を持ってオススメ出来るというほど高速化された新「ハイブリッド CMOS AF II」ですが、更にその高速AFエリアが像面のタテ・ヨコ80%をカバーすることになったのも重要な進化だと思います。
ミラーレスカメラだからこそ背面液晶でフォーカスエリアを指定したりタッチシャッターを使いますので、AFエリア拡大は重要な進化だと思います。
続く
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