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リコーイメージングPENTAX 645Z 「体感&トークライブ」東京会場のレポート その2

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リコーイメージング様PENTAX 645Zイベントでの「体感&トークライブ」東京会場のレポート続編です。

田中希美男先生のトークライブレポート第二弾、
前回のレポートでは、645Dからの進化ポイント、AF性能、使い勝手などのお話でした。

■フルサイズ一眼レフカメラを圧倒する解像度

  • フルサイズとの解像度比較ははじめから勝負が決まっている
  • このテストはやる必要無いと言ったが、ペンタックスの方ががやれと言ったのでしぶしぶ引き受けた(笑

※この画像は、会場でプロジェクタで投射した映像をGRで撮影し、斜め補正を加えたものなので、画質比較としてはには全く参考になりませんm(_._)m

  • 高感度で撮っても解像度を損なわない、そういうカメラ
  • フルサイズで高感度最強の、1600万画素高感度最強のカメラと比較して驚いた

 

■高感度性能

  • ISO204200まで感度が上げられるということはISO3200程度は平気で常用可能

 

  • 某社の高感度最強と言われるカメラと比較しても、645Zの方が色ノイズが少ない
    • これを撮影した時点ではβ機。 6月発売されるまでには更にノイズ処理が向上する筈
  • 高画素で高感度が得意なカメラはこれまで無かった、常識を覆すカメラ
  • ペンタックスの画像処理は素晴らしい、他のメーカーの1歩2歩先進んでいる

■回析補正

 

  • 回折補正は技術的には非常に難しい
  • 最初に実現したのはキヤノンのDPPソフト
    •  点像復元でオリンパス、ソニーが追従
    • それぞれのメーカーがそれぞれの方法でやっている
  • 645Zでは解析補正がON/OFFに出来る理由がさっぱり判らない
    • OFFにしても何のデメリットも無い
    • オリ、ソニーはOFF出来ない、富士は出来る
    • 富士の場合はON/OFFで微妙に描写が異なる
    • PENTAXの場合はON/OFFでの画質差が見えて来ない
  • 絞りが自由に使える
    • 絞りで1〜1.5段違う、ペンタックスは2段と言うが。。。。笑

 


 

■レンズ

近日発売予定の超広角ズームレンズ(会場では作例も表示されていました)

  • スペックはこれまで明らかにしていなかったが、、、(ペンタックス中の人に確認)
  • スペックは28-40 F4となる
  • 35mm判換算22mm-32mmの超広角レンズ
  • ペンタックス645ズームレンズはその倍率をだいたい2倍のとどめている、かつ、コンスタントF値にしている
  • 非常によく写るレンズ
  • しかしすごく重く、めちゃめちゃ高い
  • 重いレンズ、高いレンズは描写が良い

  • 既に発売されている、smc PENTAX-D FA645 25mmF4AL[IF] SDM AWも素晴らしいレンズ
    •  よく使うレンズ(こちらも作例が表示されていました)
    • アスペクト比3:2での35mm判換算20mmレンズは使い勝手が非常に良い
    • 変なワイド感がまったく無い、自然なワイド感
    • 遠景でも周辺部の人の表情がちゃんと見えるほど写る(作例で説明)
    • 写り過ぎるので、プリントして発表するのに個人情報が課題になった
    • 手ブレ補正付き
    • スナップ撮影でよく使う

■画像転送ソフト「IMAGE Transmitter 2」

  • テザー撮影するのに必須のソフトウェア
  • 何故か同時発売しない
    • 同時発売しないのはPENTAXの伝統か?(笑

 

■FULCARD「O-FC1」カード対応

  • スマホやタブレットに簡単に接続出来る
  • SNSに投稿出来る

 

■コスト・価格について

  • ペンタックスが80万円そこそこで販売出来ることの方が不思議、よく収まった
  • ソニーセンサーの原価は約K-3の2倍!?すると聞いた時は非常に驚いた
  • ハッセルは270万
  • PhaseOne交換バックだけで470万円
  • 645Dと同じマグシウムボディを使ったので、数億の金型が節約になった
  • AFセンサー等、K-3などから流用しているものが沢山あるからこそ安価に出来る
  • 非常に合理的

 

田中先生のお話をお聞して、645Zの80万円という価格は非常に納得感があるものであると理解出来ました。(それでもまだ気軽に手がとどくカメラではありませんが、、、、)

 

そして価格だけでは無く、一眼レフカメラ以上の高解像度、高感度性能、その処理性能、そして、AF性能を考えると、645Zは他メーカのフルサイズ一眼レフカメラ、更に、中判カメラが到達出来ていない、独自のポジションにあるカメラだということが判りました。

 

ある意味、気軽に持ち歩けながらも、最高画質を追求する方にとっては、唯一の選択肢になるかもしれませんね!

 

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