YOUのデジタルマニアックス

フィルムの良さと映画『LIFE!』(写真家・吉村和敏のブログ)

風景写真家の吉村和敏先生のブログに、銀塩フィルムが未だ活況であるという記事が投稿されています。
その中で、個人的に気になったのが映画『LIFE!』の話

ここ数年、映画の中でもフィルムの良さがよく謳われています。 例えば大ヒットしている『LIFE!』。この作品は、フィルムの魅力をよく伝えています。拘りの写真家も登場する。是非観て下さい

Via : うまく共存している: 写真家・吉村和敏のブログ powered by ココログ

ということで、私はこの映画実は3月頃に飛行機内の上映サービスで見ました(^^;
これは写真趣味の方にとってかなり面白い映画だと感じご紹介しようと思っていたところで映画の上映期間が終了orz
で、今回吉村先生がこの映画取り上げられたタイミングということで紹介させて頂きます。

こちらが映画「LIFE!」 《人生が変わる》6分間予告篇

このLIFE!の宣伝のキャッチフレーズ「人生が変わる」とか「仕事に失敗したことありますか」とか「いろんな世界を見に行こう」とか「壁を超える勇気を持とう」とか「いろんな人どの出会い」とか「もっと分かり会おう」とか「きっとそれは本当の人生を生きる」とかとか、何だか人生の啓蒙的フレーズが並んでいます。
しかも、プロモビデオにはインパクトがあるCGIのシーンばかり集められていて、ちょっと、恋愛と非モテ系の男の人生が変わっていくという、ありがちな演出のSF-CG映画的な売り込みになっています。

ところが、このこの映画の背景として、SNSが台頭する時代の到来と米国のLIFE誌の休刊という歴史的な出来事、そして報道の世界でも進むデジタル化の流れの中でも、写真家への尊敬や彼らの価値、そして銀塩フィルムのアーカイブをもう一度考えなおすことが出来るという、意外と深い内容でした。
また、NYとグリーンランドを舞台とした“実写”とクオリティとカラーグレーディングが素晴らしく、CGIの演出はスパイス的な場面として加えられているだけで、ちょっとしたドキュメンタリーを見ているような編成でした。

ということで、映画のプロモは宛にならないということも判りましたし、私的にはかなりお気に入りの映画になったわけです、皆さんもレンタルなど開始した場合は是非御覧ください。

で、その時は、必ず字幕版で見て下さい。私も最初吹き替え版で見たのですが、激おこぷんぷん丸になっちゃいました。

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