東洋経済オンラインに「どうしたニコン、足引っ張るカメラ事業」という記事が掲載されています。
不振の要因は何と言っても、売上高の7割以上を占める、カメラ事業の悪化に歯止めがかからないことである。
Via : どうしたニコン、足引っ張るカメラ事業 | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
「カメラ事業が持ち直し、増益維持」という期初の業績見通しは、第1四半期に早くも下方修正を迫られた。
- ニコンは8月7日、2015年3月期第1四半期(4~6月期)決算を発表
- カメラ事業の悪化に歯止めがかからない
- コンデジ前年同期比4割減、レンズ交換式カメラも同3割減
- 「市場の縮小以上に販売台数が落ちこんでいる」2つの理由
- コンパクトデジタルカメラのフルラインナップ戦略が裏目
- 一眼レフ市場で競合のキヤノンがシェア拡大に大きく舵を切る、欧州、特にドイツを中心に価格攻勢を仕掛けらた
- 今後もカメラ事業の悪化が止まらなければ、業績のさらなる下方修正を迫られる可能性が高い
一方、サンケイビズには「キヤノン、脱カメラ依存を模索」という記事が掲載されていました。
カメラと事務機の「二枚看板」を収益の柱とするキヤノンが、第3の柱となる新規事業の育成を急いでいる。有力候補は3D(3次元)技術を駆使した医療検査システムやネットワーク監視カメラのほか、複合現実感(MR)と呼ぶ技術を使った仮想映像システムなど、強みとする光学技術を生かした事業だ。
Via : キヤノン、脱カメラ依存を模索 得意の光学で「3D」技術育成 (1/4ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
- カメラと事務機の「二枚看板」を収益の柱とするキヤノンが、第3の柱となる新規事業の育成を急いでいる
- 二枚看板に依存する事業構造からの脱却は、キヤノンの将来を左右する大きな経営課題
- 事務機は堅調だが、スマホの急速な普及がカメラの販売に打撃を与えている
- 販売台数が14年12月期には1650万台、10年12月期の2690万台から大幅に減ると見込む
- 余力があるうちに、新規事業を稼げる分野にすることが欠かせない
- 「光超音波トモグラフィ」
- 「クラウド型統合医療画像管理システム」
- 「スーパーマシンビジョン」
- 「MRシステム」
- 経営環境の変化に的確に対応できるか。キヤノンはその真価を問われる局面を迎えている
NHKのNEWSWEBの記事にはカメラの世界市場縮小のニュース。
海外の景気低迷やスマートフォンの普及の影響で世界のデジタルカメラ市場が縮小していることから、最大手のキヤノンに続いて世界第2位のニコンが今年度の販売計画を185万台下方修正しました。
一眼レフカメラ2大巨頭であるキヤノンとニコン共に、今後のカメラ事業戦略について転換期に来ているようです。
一方で、フィルム縮退の危機を乗り越え、高級デジタルカメラの復活しつつある富士フイルムですが、先にデジタルカメラ依存から脱却し、好調。
今秋、富士フイルムホールディングス(以下、富士フイルム)が頭皮ケア市場に進出する。同社は6月30日、ミドル女性向け頭皮ケア剤「アスタリフト スカルプフォーカス」を新発売、同市場に進出すると発表した。発売するのは頭皮用美容液、シャンプー、コンディショナーの3品目。
また富士フイルムはエボラウィルス新薬の開発でも株価が急騰にあるということです。
キヤノンとニコンの判断は既に遅いのでしょうか?それとも富士フイルムのように、次の事業を見つけて発展させて行くことが出来るのでしょうか?
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