Pentax K-S1発表「もっと身近に、もっと自由に。」
ペンタックスの新一眼レフカメラPENTAX K-S1が今朝発表されていました。
これまで復数のリーク情報がありましたので、デザインや概要はだいたい判っていましたが、詳細スペックを見ると、単なるデザインだけ目立つ一眼レフでは無く、中身も、性能も充実した、新しい一眼レフカメラのように思えます。
上位機並みの本格的な撮影性能を備えながら、先進的なデザインやインターフェースを採用した、小型・軽量デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S1」を発売いたします。
Via : 上位機に迫る本格撮影性能を備えたスタンダードデジタル一眼レフカメラ 「PENTAX K-S1」を新発売|RICOH IMAGING
■K-S1の特徴
- “ボディライト”インターフェース
- 電源レバー、モードダイヤル、OKボタン、グリップ部は、LEDによる”ボディライト”がそれぞれカメラの状態を表示
- 各ライトがイルミネーションのように浮かび上がるデザインで、デジタルガジェットとしてのクールな雰囲気を醸し出す
- 小型軽量でオリジナリティのあるデザイン
- グリップ部など先進的な形状を採用
- ペンタプリズムなどの光路部は、本格一眼レフカメラにふさわしいオーソドックスな造形
- 2つの異なる要素を組み合わせた構成
- (株)ziba tokyoがデザイン・カラーの監修
- 有効約2012万画素の超高精細、ISO51200の超高感度を実現
- 新有効約2012万画素CMOSイメージセンサー
- 光学ローパスフィルター非搭載
- 高速画像処理エンジン”PRIME MII”
- ISO51200
- ローパスセレクターと手ぶれ補正機構”SR”
- 本体内手ぶれ補正
- 手ぶれ補正機構”SR” 内蔵
- モアレ軽減効果が得られる独自機能”ローパスセレクター”採用
- 簡易天体撮影ができる”アストロトレーサー”
- “DR(Dust Removal)”搭載
- 光学ファインダー
- 上位機と同じコーティングや接眼光学系を採用したガラスプリズムファインダー
- ファインダー倍率(約0.95倍)視野率約100%
- 高速シャッター
- シャッター速度は最高1/6000秒
- 連写
-
- 最高 5.4コマ/秒
- “SAFOX Ⅸi +”高精度AF
- 77分割測光素子を採用
- “EFFECT”モード
- レンズ補正機能搭載
- ディストーション補正
- 倍率色収差補正周辺光量補正
- “回折補正”機能も搭載
- スマートフォンとの連携
- 「FLUCARD FOR PENTAX 16GB(別売)」対応
- “Eye-Fi”連動機能に対応
- 大型液晶モニター
- 3.0型
- 約92.1万ドット
- 新デザインで使いやすいGUI
- “リコーRT Font”を使用
- フルHD動画撮影機能
- ステレオマイクを内蔵
- 記録形式H.264
- 1920×1080ピクセル、フレームレート30p、25p、24p
- 「Digital Camera Utility 5」最新版
■製品情報ページ
■今回は12色カラバリ展開
■公式サンプルイメージ(作例)
■各メディアの記事
リコーイメージングは2014年8月28日、デジタル一眼レフカメラの新製品「PENTAX K-S1」を発表した。小型軽量の入門者向けモデルで、これまでにない斬新なデザインを採用したのが特徴。一方で、見やすさを重視した光学ファインダーや解像感を高める仕組みを凝らした撮像素子など、基本性能は上位モデル並みに仕上げた。
カラーはブラック、ホワイト、ブルーを用意する。キットのDA L18-55mm F3.5-5.6ALの色は、ボディ色がブラックとブルーはブラック、ボディ色がホワイトはホワイトとなる。
同製品は、撮像素子に有効約2012万画素のCMOSセンサー(23.5×15.6mm、ローパスフィルターレス)と、画像処理エンジンに「PRIME MII」を搭載。ISO感度設定範囲はISO100~ISO51200(1EVステップ、1/2EVステップまたは1/3EVステップ)までの範囲で設定可能。1/6000秒のシャッタースピードに対応し、最高約5.4コマ/秒の連続撮影性能を有するモデル。
Via : リコーイメージング、2012万画素・LEDのボディライトが特徴的なデジタル一眼レフ PENTAX K-S1 登場 〈アサヒカメラ〉|dot.ドット 朝日新聞出版
新規CMOSイメージセンサーによる有効約2012万画素の超高精細画像を実現し、「PENTAX K-3」(2013年11月発売)に搭載の“ローパスセレクター”のほか、ガラスペンタプリズム採用で視野率約100%の光学ファインダー、ボディ内手ぶれ補正、ISO感度51200など上位機種と同等の性能にこだわり、一眼レフエントリーユーザーのみならず写真愛好家にも満足してもらえる機能を搭載している。
Via : リコーイメージング、スタンダードデジタル一眼レフ「PENTAX K-S1」を発売 : ガジェット : Mobile&Apps:モバイル&アップス日本版
デジタル一眼レフカメラ「K」シリーズのスタンダードクラスに位置付けられるモデル。初心者でも操作しやすいように、電源レバー、モードダイヤル、「OK」ボタン、グリップ部にLED点灯で操作をガイドする「ボディライト」を搭載する。静止画モード時は電源レバー部のライトが緑、動画モード時は赤で点灯するというように、カメラの状態が直感的に分かるようになっている。
上位機と同じコーティングや接眼光学系を採用したガラスプリズムファインダーを搭載。ファインダー倍率は約0.95倍。液晶モニタは92.1万画素。HDMI出力とUSB 2.0端子を備える。バッテリは「D-LI109」で、撮影可能枚数はフラッシュ50%発光で約410枚、フラッシュ発光なしで約480枚。
Via : 動画撮影時に赤く光る“ボディライト”採用の一眼レフ「PENTAX K-S1」。約75,000円 – AV Watch
PENTAX K-S1は、エントリーユーザーや写真愛好家をターゲットにした「スタンダードクラス」をうたうKマウント対応の小型モデル。APS-Cサイズの新規CMOSセンサーを搭載し、ローパスフィルターレス構造を採用。有効画素数は約2012万画素、ISO51200までの撮影に対応する。また、高速画像処理エンジン「PRIME MII」により、各ISO感度でのノイズの効果的な抑制をうたう。動画は最大30pフルHDで、カメラ本体のステレオマイクによりステレオ音声で録画可能だ。
市場想定価格は、「ボディキット」が75,000円程度、「レンズキット(smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6AL付)」が80,000円程度、「300Wズームキット(smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6AL、smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8 ED付)」が100,000円程度(いずれも税抜)。
ペンタックスで発売する新機種なら、機能・性能の進化は折り紙つきだと思いますが、一番変わったと思うのは「売り方」でしょうか。カメラ誌は、機能や性能での評価のみで、マーケティング面からの評価はなしです。ですから、雑誌上での評価はもしかしたら、低いのかも知れません。カメラ誌業界でも、マーケティングの評論ができる人材は皆無ではないでしょうか。これは失礼ながら、変化に対応できていない証拠だと思います。準備不足が顕在化しています。
わざわざカメラ専門誌を購入される方は、画質優先で選ばれる方なのかもしれませんね。
ファッション誌や、ガジェット系の雑誌がK-S1をどのように扱うのかが気になりますね。