デジカメWatchに、フォトキナで行われたキヤノンイメージコミュニケーション事業本部長 眞榮田雅也氏のインタビュー記事が掲載されています。
クイックリターン式ミラーを備える一眼レフが基礎となるEFレンズ群とそのユーザーコミュニティと“将来のカメラ像”の両方に対し、キヤノンがどのように接しようとしているのか、インタビューを通じて発信してきたキヤノン イメージコミュニケーション事業本部長の眞榮田雅也専務に、今回のフォトキナでその考えについて改めて話していただいた。
■次世代のプラットフォームを検討
- EFシステムとは異なる新しいマウントシステムの研究開発
- “未来にはどうなるか”を想定し、次世代のプラットフォームを検討
- “これからのシステムカメラ”を研究開発
- カメラに対するニーズのひとつにダウンサイジングがある
- 本当に最適解なのであれば、マイクロフォーサーズを採用しても構わない
- 5D3、6DとEFレンズで出せている“絵の品質”は、将来のダウンサイジング新システムでも提供できなければならない
- 今のところ新マウントシステムとして立ち上げられるという判断には至っていない
■EOS Mシステム
- EOSシステムと同等の画質を維持しながら、その中で携帯性を最大限に高めているのがEOS Mのシステム
- 一生懸命やっていく、携帯性はまだまだ改善出来る
- ボディの新製品もそう遠くないうちに提供できる
- EFもEF-Mも最大限に努力はしていく
■高級コンパクトの役割
- 4年前のフォトキナで予告していた“実験”の継続
- ミラーレス機に求められているニーズをレンズ交換なしで満たせるか否か
- PowerShot G1X Mark II、G7Xはミラーレス機の領域をカバーするコンパクトデジタルカメラとして企画
- 今後もコンパクトなシステムカメラが必要か、レンズ交換はなくとも高画質ならば良いのか。どのぐらいの高画質が求められるのかなど、模索する
■携帯通信網を使うカメラは
- LTEへのダイレクトな接続などのテーマにも取り組んでみたい
- “5G時代”には確実に変化している。直接つながっていく
- 本格的なデジタルカメラプラットフォームとスマートフォンを融合させた試作機を作った事がある
■キヤノンのカメラデザインの将来
- もう少しソリッド感が欲しい
- キヤノン製カメラに共通する新デザインコンセプトを検討している
- デザイン強化に向けて努力
■年内の新製品
- “面白いレンズ”が年内には投入される
- 交換レンズシステムとして新しい面白さを演出する製品
このインタビューを読むと
- 新システムはフルサイズ機並の画質をダウンサイジング
- EOS及びEOS Mを継続
- 大型センサーを搭載するコンパクトカメラも追求
- スマートフォンとの融合
などのテーマが見えて来ると思います。
今回フォトキナではmEOS 7D Mark IIはハイエンドAPS-C一眼レフを復権させ、G7Xでは高級コンパクトへのさらなる注力と強化を示しました。
そしてインタビューではミラーレスEOS Mの新型機もあり、噂ではプロ向け高画素一眼レフも準備中、そしてシネマシステムも拡大しているキヤノンにとって、新システムの必要性があるとすれば、ソニーのFEマウントの台頭が影響しているような気がします。
キヤノンの次のシステムの回答は2年後のフォトキナでということになるのでしょうか?楽しみですね!
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