シグマ山木社長インタビュー記事ミラーレス、α7、中判FOVEONセンサーについて語る
DSLRmagazineがシグマ山木社長へのインタビュー記事を掲載しています。
sigma-rumorsがそのまとめ記事をアップ。
Sigma CEO Kazuto Yamaki sat down with DSLR Magazine for an extensive interview. Lots of interesting points were raised.
Via : Kazuto Yamaki: “We Could Easily Manufacture a Medium Format Foveon Sensor”
■将来のレンズ
- 新85mm f/1.4レンズを開発しているヒントを示している。
- フルサイズ用大口径ズームレンズの可能性を否定しなかったが、巨大で重くなってしまうという課題がある。またマウントのサイズ(特にニコンのような44mm径の場合)は大口径レンズを設計する時の制約になる。
- 全領域で高品質な24-70レンズの設計は難しいが、大口径の24-70レンズを除外することは無い、我々は常にチャレンジし続ける。
- “シグマグローバルビジョン”以前のレンズは、いずれArt、Contemporary、Sportバージョンのレンズにリプレースされることになる。
- シグマはミラーレス市場の拡大に応える為DNレンズを拡大することを計画している。
- ソニーα7シリーズ用のハイエンドレンズの可能性についても検討する必要があるが、マウントが狭いのがやっかい。
- 将来のレンズ要求性能の方向性はカメラの画素数の推移次第だが、もしメーカーが画素数を抑え、画質の方向性を他に向けるのであれば、シグマはより小型で軽量のレンズを検討することになる。
- 50mm F1.4レンズはサイズ/重量と画質について妥協することはしていない。
■Foveon イメージセンサー
- 中判フォーマットのFOVEONセンサーを作ることの技術的な障壁は無いが、通常のベイヤーセンサーに対し大量のデータ量を扱うことが課題になると考えられる
- 既存のQuattroカメラのユーティリティは高価なチップを用いて処理をしておりとても強力である。結果、既存のAPS-Cサイズのセンサーは、最良のベイヤーセンサーに対しても強力な競合となっている。
- キヤノンやソニーから出願しているマルチレイヤーに関する様々な特許は認知しており、例えば処理速度のような技術課題を彼らがどのように解決して来るかなどに興味を持っている。
■その他
- シグマはCES2015に出展しない。新製品は2月12〜15日に開催されるCP+まで待つことになる。
- キヤノンマウントを先に投入することが多いのは、キヤノンEOSマウントの方が容易にレンズを作れるから。ニコンやペンタックスの場合はより複雑な機構的要求がある。
- dp QuattroカメラのAFには、キヤノンの40mm F2.8レンズのようなステッピングモーターが使われている。
- 50mm F1.4 ARTは大きな成功を収めている(販売数は開示していないが)
シグマも今後ミラーレスカメラの需要増に対応することになりそうですね。
特にα7のようなフルサイズミラーレスカメラに対応するレンズも是非出して欲しいです。
中判FOVEONは出れば超サプライズだとは思いますが、それは流石に難しそうですね;;^^)
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