DxOの銀塩フィルムシミュレーションソフトDxO Film Packの最新版バージョン”5″が発表されました。
今回追加された新機能は以下の通り
- RAW画像
- 色情報に変更が加えられていないため、DxO FilmPack独自の機能〔色彩保護〕が、より効果的に働く
- 自動で画像内の光学的欠陥(ディストーション、ヴィネット、色収差)を補正し、デジタルノイズを効率よく除去
- 16種類の新しい銀塩フィルムを追加
- Adox CHS 100 II
- Adox CMS 20
- Adox Color Implosion
- Adox Silvermax 21
- Bergger BRF 400 PLUS
- Foma Fomapan 100 Classic
- Foma Fomapan 100r
- Foma Fomapan 200 Creative
- Foma Fomapan 400 Action
- Fujifilm Instax 120
- Fujifilm Neopan 400
- Fuji Superia X-Tra 400
- Fujicolor Pro 400h
- Ilford Pan 100
- Ilford Pan 400
- Kodak Portra 400
- ブラーツールの追加
- 〔ブラー〕ツール
- 〔ソフトフォーカス〕ツール
- 〔調色処理〕ツールのアップグレード
- 明るいトーンと暗いトーン別に調色処理の効果を適用することが出来るように
- 〔微細マイクロコントラスト〕ツール
- ハイライト、中間トーン、シャドウ部と光量の違うゾーン別に適用が可能
- インターフェースが刷新
- よりシンプルに直感的に
バージョン5の最大のアップグレードはRAW現像に対応したことになりますね。
これでDxO Optics ProやLightroomなどの現像ソフトが無くとも直接RAW現像出来ることになります。
よってこれまでのFilmPackの問題として、JPWGやTIFFをニュートラルな画像にしておかなければ二重の色作りになってしまう懸念がありましたので、これは大きな改善だと思います。
また、色補正機能も綿密になり、ディストーション補正機能も備わり、Dxo FilmPackで一連のRAW現像プロセスが完結が出来るといいうことで、これまでのDxOがRAW現像を別ソフトにしていた方針が大きく変更されたと共に、その他の機能も含めてこれまでのFilmPack最大のアップデートになりそうです。
DxO FilmPack 5の価格は、ESSENTIAL版が9900円、フル機能のELITE版が14900円となっています。
で、私は、FilmPack4 Expert版のユーザーですでの、Elite版へのアップグレード価格は4900円が提示されていたので、早速購入!
しましたが、何と、アプリケーションのリリースは11月中旬ということでFilmPack5はしばらくお預けorz、、、、
何卒、発売延期など無いようにDxOさん頑張って下さいね;^^)