Zeiss LOXIA 2/50は優秀を通り越したレンズ(Photo Yodobashi)
ヨドバシカメラのカメラ&レンズレビューサイトのPhoto YodobasiがZeiss Loxa 2/50をSONY α7sに装着した本当に素晴らしい作例と、レビュー記事を掲載しています。
ソニー自身がラインアップ・デリバリーするのCARL ZEISS銘のレンズが存在するのは、ユーザの皆さんもよくご存じだと思います。本レンズはそれらとは違い、CARL ZEISSそのものがデリバリーするレンズとなります。APS-C用にCARL ZEISS Touitシリーズが存在しますが、つまりはそのフルサイズ向けシリーズと考えてよいでしょう。
Via : [PY] フォトヨドバシ CARL ZEISS LOXIA 2/50 インプレッション | photo.yodobashi.com |
レビューワーの方は既にリリースしているソニー純正のSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAレンズをズバ抜けたレンズで描写に惚れ込んで購入されていたということですが、それでもLOXIA Planar 50mm F2.0をもう1本の50mmレンズとして揃えたくなる程のレンズということです。
■最短付近の描写
- 収差の感じられないスッキリとした描写
- 十二分にシャープだが硬くない
- 量感のあるボケ、一言で「美しい」
- ピントのキレも素晴らしい
■全方位に優秀なレンズ
- 収差量の少なさを感じる
- 階調の良さを感じる
- ふくよかで素晴らしい描写
- オールマイティなレンズ
- かなりボケ味についても吟味を重ねてきたと思われる
- F8まで絞っても固くならない。全面の均一感が増し、単純に被写界深度が増す。
- 色乗りのよさもツァイスらしい
■開放で使いたいレンズ
- 諸収差が殆ど感じられず、しかも開けてシャープ
- 積極的に開放で使いたくなりる
- ダブルガウスの少し後ボケがガサつくクセは健在
- ただしボケの輪郭が丸く愛すべきクセとして画作りに使うネタとなる
- 少し引きの画をでは写ると絞る必要を感じないが少し周辺が落ちる
■使い勝手
- レンズ本体もコンパクトなので、何より気軽に撮影できる
- 単焦点ならではの画角の制約に加えてフォーカシングという一手間、面倒なところが楽しみにもなる
■まとめ
- 仮に純正の55mm F1.8を持っていても手元に置きたいレンズ
- ソニー純正の55mmが素晴らしい描写でAF、だがそれでもこのLOXIAは欲しくなる、それほど魅力に満ちた一本
- 優秀を通り越して徹底的に根源的な性能を磨き上げると、それも一つ「味」と表現してもよい
- このレンズをマウントすると新たな世界を見せてくれる
- レンズの4大収差を抑え込みましたといった単純なアプローチで生まれたレンズでは無い
- シルキーなフォーカスリングに指を置いて、じっくりと被写体と向き合う最高の相棒
- 写真が楽しくなる
レビュー記事を読むと言葉を濁す事無く、このレンズの素晴らしさを伝えられていることが判りますね。
それより、α7sとの組合せによる作例は、その作品を見るだけでも説得力のあるレンズですね!
更に、購入されることを想定した場合は10万円を切る価格というのも相当な魅力ですね!
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