CP+2015の最も大きな話題の1つが、リコーイメジングのPENTAXブランドがフルサイズ一眼レフカメラの開発を表明し、そのモックアップを展示していることだと思います。
早速見てきました。
まず最初に目につくのが、まさにペンタプリズムが入り、PENTAXの銘が刻印されている、ペンタ部。
そして、微妙な曲線を描き、撮影する方のことを考え抜かれた感があるグリップ部です。
PENTAXロゴ上にちょっと折れ曲がったようなエッジがポイント、
そしてペンタ部頂上の4面が集まるポイントの微妙なフィレットとエッジの組み合わせがカメラ全体を引き立てている感があります。
グリップとレンズマウントの間にも微妙な曲線を見ることができるのも面白いですね。
ボディ、左手側はすっきりと切り落とされた感じが面白いです。
その狭い間に1ダイアルがペンタ部にめり込む感じで配置されているのことが、タイトな感じを生んでいると思います。
対する右手側はボリュームたっぷりな感じ。左手側との対比も面白いですね。
軍幹部にはおそらく、上面液晶が配置されることになるのでしょうか。
背面ですが、今回はラピッドプロトタイピングでモック化されているのでしょうか?液晶やスイッチ類はもちろんフェイクですが、ティルト液晶になっているように見えます。
スイッチ、ダイアル類は明確に浮き上がり、親指部分にも微妙な曲線が付けられておりエルゴノミクス的にも操作感が良さそうです。
ということで、モックアップとしての展示で、本物の質感は与えられていまえんでしたが、その造形だけでもペンタックス初のフルサイズ一眼レフカメラとしてのステータス感と質感の高さが予感できました。
今回はもちろんプロトタイプですので、製品版ではデザインが変わる可能性もあります。
それにしても、更なる期待が膨んで来るのは私だけでしょうか?
ということで、リコーイメージング様が大切に育てているPENTAXのカメラとレンズは元気です!
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