今年も期待満点のシグマのブースにやってきました
CP+直前にdpシリーズ最新モデルとして超広角レンズを搭載したdp0 Quattroが発表され話題になりました。
ここ数年のシグマブースのアートな展示表現は他社とは異なるアートな雰囲気を醸しだしています。
4兄弟になったdp Quattroシリーズ勢揃い。
Quattroスタイルは昨年の衝撃的な発表から1年が経過してもその斬新なスタイルは驚きを感じてしまいますね。(dp2Q持っていても(^^;)
早速dp0 Quattroのプロトタイプを見てみました。
超広角ながら前玉は小さめ。
その代わりレンズ鏡胴は永い独特のカタチ。
ポリッシュされた質感も印象的です。
レンズフードがコンパクトなのが良いですね。
超広角ゆえに、専用光学ファインダー「VF-51」でさっと撮るスタイルも有りですね。
見慣れた背面部なのでdp0のロゴが無いと機種が判りませんね(^^;
今年のdp0はプロトタイプ
一方昨年はプロトタイプだったdp3 Quattroは1年を経て製品版が発表されました。
更にdp3 Quattroと共にプチサプライズコンバージョンレンズFT-1201も展示されていました。
dp3QuattroとFT-1201はハンズオン出来ましたので、試してみました。
FT-1201を分離してみると予測以上にコンバージョンレンズとは思えないずっしり感。
おそらく金属鏡筒、内部も金属シャシーのようで、内部の反射防止の形状や塗装から丁寧に作られている感じが伝わって来ます。
マウント部、というかフード用スクリューになっている部分も当然金属ですが、ここの質感はシルバーとなっていて装着した時にさり気ないアクセントになるようです。
dp3 QuattroにFT-1201を装着した時のバランスは重心が前下りになるかと予測しましたが、実際、Quattroボディの場合左手でレンズ鏡胴を支える撮影スタイルになりますので、そこが長くなっている分、ずっしりとレンズを感じることが出来ます。
更に、ひんやりとした金属感を感じることで、もはやコンパクトデジタルカメラでは絶対味あうことが出来ない、というか一眼レフカメでも味わうことが出来ないこれまでに無い撮影体験をもたらしてくれることだと思います。
dp3 Quattroを購入される方にはFT-1201は是非揃えた方が良い、、、、というより、必須のアクセサリーを前提とされることをオススメです。
そして装着後のAFは単体時とほぼ同じ感じですが、ただちょっと気になったのはdp3 QuattroのAFは若干のんびりしている感があることです。
しかし、dp3の場合じっくり被写体と向き合いながら撮ることが嬉しいカメラですので、ある意味人間的なAF速度と感じます。
その一方FT-1201を装着した時のMF操作の方が面白いです。
開放値は同じでより望遠になりったことでピントの山がモニタを通しても伝わって来る感じがMFの楽しさを倍増させてくれます。
今回は試せませんでしたが、LCDビューファインダー LVF-01と組み合わせた時はMF撮影をディフォルトにしたいカメラが出来上がってしまいす。
但し、既にコンパクトデジタルカメラとはいえない、全長だけなら一眼レフカメラより巨大なシステムになってしまいますが;;;^^)
そしてLVF-01が凄いのが、これまでの一眼レフスタイルのファインダーでは味わうことが出来ない広大な景色と、周辺まで歪みや光量低下も殆ど無くすっきりと見える光学系は流石レンズメーカーのシグマ様だけあって手抜かり無し!ですね!
このファインダーもdp Quattroユーザーであるならば是非揃えたいアクセサリーですね。
で、次は小物のとは言え、個人的には待ち望んでいたBASE GRIP BG-11。
ハンズオンコーナーには置いていなかったのですが、係員の方にいろいろお聞きしていると、なんとわざわざ奥の方から持って来て頂きました。ありがとうございますm(_._)m
こちらも、金属の無垢棒からの削り出しということで、ずっしりとした質感。そして深いローレット加工の手触りが、カメラの一部品ということを強く感じさせてくれます。
エンド部分にはちゃんと三脚ネジがありますので、BASE GRIP BG-11を装着したまま三脚に据えることが出来ます。
三脚ネジ部分の加工も高精度、流石シグマ様純正アクセサリということもありこちらも手抜き無しという感じですね
ビューファインダーのLVF-01の方にも三脚穴がありますので、BG-11を装着してみました。
これこそ、新しいカメラの持ち方!
おそらくdp3 Quattro+FT-1201+LVF-01+BG-11がdpQuattroシリーズシステムの集大成的な組合せになることでしょう(^^;
で、dp Quattroシリーズで盛り上がってしまいましたが、当然シグマ様はレンズメーカーでもあります。
こちらはF1.4のARTシリーズレンズ3兄弟の展示。
今回発表されたのが24mm F1.4 HSMレンズ
この24mmもARTシリーズレンズらしく、その外観だけで素晴らしい写真が撮れるとこを予感させてくれるレンズだと感じました。
やはりシグマ様はレンズメーカーであるということw実感することが出来る素晴らしい展示。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary レンズは表に出ないものも含めた全てのパーツが魅せてくれるほどの拘りを詰め込んだレンズということですね。
そして、シグマ純正フィルターまでアートにした展示の脇にある階段を上がると、望遠レンズのトライアルコーナーとなります。
APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DGをトライアル出来るのはCP+ならではですね!
今年もシグマブースの展示は、わくわくさせてくれる素晴らしい構成でした。
なによりdp0 Quattroが今年中に製品として出ると、いよいよdpシリーズも4兄弟になるばかりではなく、充実のアクセサリどれを取っても欲しくなるものばかり、私のサイフの方の制限はありますが(^^;、シグマはことしも驚きの新製品に期待の1年になりそうですね。
こちらはシグマ公式のCP+2015イベントページ
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