少し前、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkIIが(おそらく)世界初のフローティングシャッター構造を採用ということが話題になりました。
しかし実はNikon F6が同様のシャッター構造を持っていたことが、写真家田中希美男先生のブログにアップされました。
「フローティングシャッター機構はすでにニコン・F6で採用している」とのご指摘をいただきました。F6はばねではなくラバープッシュを使った「固定式」で、その目的はシャッター音の低減のためだったそうです。ですので、目的は異なりますがE-M5 MarkIIのフローティング機構は「世界初、唯一」ではありません
Via : Photo of the Day
更に、OLYMPUSの女子社印AMYさんのブログではその世界初についての言及と、内部構造を判り易い写真で解説されている記事がアップされています。
前々回のブログで紹介しました、世界初のフローティングシャッターについてもう少し補足させていただきますと・・・。
- フローティング構造は銀塩時代からある
- E-M1でも簡単なフローティング構造を搭載
- フローティングのダンパー部分にバネを用いた本格的なものとして世界初という言葉を使った
- 「マンションの免震構造みたいですね、絶対効果有りですよ!!」
AMYさんのブログでも書かれている銀塩時代のカメラは、Nikon F6がその1台だったというわけですね。
そしてE-M1でも簡易的なフローティング構造ということで、E-M1ユーザーの方も嬉しい解説記事になっているかと思います。
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