オンラインフォトグラフマガジンのCOOPH（The Cooperative of Photography）が レジエンドとなったマグナムフォトグラファー Steve McCurry：スティーブ・マッカリー氏が撮影した写真を題材にして写真を惹き立てる9種類の構図を説明する約3分のビデオをYouTubeにアップしています。
その１：三分割法
- 注目する被写体を3分割線の交点に配置する
- 重要な要素を分割線に沿わせる
その２：リーディングライン
- 視線を写真の中に導く集中する交線を盛り込む
その３：三角構図
- 三角の斜辺となる線でダイナミックな動きを表現する
その４：フレーム要素
- 窓やドア等を自然のフレームとして利用する
その５：地面を表現する
- 被写体と地面のコントラストを見つける
その６：フレームを埋め尽くす
- 被写体により近付く
その７：目を中央に置く
- 惹きつける方の片目を中央に置く
その８：パターンと繰り返し
- パターンは美をもたらす
- パターンを中断する要素を盛り込むことで更に印象的になる
その９：シンメトリー
- 対象性は視覚的安定感をもたらす
スティーブ・マッカリー氏のまとめ
- 構図は重要であるが、ルールは破るためにある。
- 最も重要なのは、皆さん自身の方法やスタイルで撮影することで、撮影という行為や写真を楽しむことである。
構図を知ることが、構図に囚われないで自由で表現力あふれる写真を撮るということに繋がるということですね。
3分というビデオですが、とても役に立ちました！
前回、著名ストリートフォトグラファーErik Kim氏の構図講座もアップしていますので、こちらもご参考になればと思います。
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