SONYは4月に開催されたNABで海外向けに発表されていた、30倍ズーム搭載のコンパクトデジタルカメラ『DSC-HX90V』と『DSC-WX500』を国内でも発表しました。
これまでHXとWXは別のズームレンズが搭載されていましたが、今回HX90VとWX500は同じツァイスブランドの30倍ズームレンズを共用する兄弟機種になりました。
プレスリリース
発売日は6月5日、市場推定価格は『DSC-HX90Vが55,000円前後、『DSC-WX500』が43,000円前後ということです。
世界最小※1光学30倍ズームレンズを搭載した デジタルスチルカメラ サイバーショット®2機種を発売 ~自分撮り可能な180°チルト液晶や狙った瞬間を捉える高速AF*機能搭載など、使い勝手を向上~
Via : 世界最小光学30倍ズームレンズを搭載したデジタルスチルカメラ サイバーショット(R)2機種を発売 | プレスリリース | ソニー
共通の特長
- 光学30倍ズーム対応ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズを搭載
- 換算24mm〜720mm
- 全画素超解像ズーム対応により最大60倍ズームが可能
- 有効画素1820万画素のExmor R®(エクスモアアール)CMOSイメージセンサー
- 画像処理エンジンBIONZ X™
- ISO80-3200 拡張ISO12800
- ディテールリプロダクション技術
- 回折低減処理
- エリア分割ノイズリダクション
- 連写
- 最大画像サイズ(18M)&メカニカルシャッターで、秒間10コマの高速連写
- ファストインテリジェントAFを搭載
- サイバーショット初
- 約0.09秒※4の高速AFを実現
- 空間被写体検出アルゴリズムの進化によりレンズ駆動制御を最適化
- ロックオンAF機能搭載
- 動画
- 記録フォーマットXAVC S
- ビットレート 50MbpsでフルHD(1920×1080)60p
- 高音質リニア音声圧縮方式に対応
- P/A/S/Mモードの切替が可能
- 5軸手ブレ補正に電子式手ブレ補正併用した独自のフレーム解析技術を加えたインテリジェントアクティブモード搭載
- 背面液晶
- 約92.1万ドットの3.0型「エクストラファイン液晶」
- 自分撮りが可能な180°チルト液晶
- ポップアップ方式の内蔵フラッシュ
- Wi-Fi/NFC搭載
- 13種類のピクチャーエフェクトを搭載。
DSC-HX90V製品情報ページ
- ポップアップEVF内蔵
- 約63.8万ドット「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」
- 接眼光学系には非球面レンズを採用
- アイセンサー搭載
- マニュアル操作を可能にするコントロールリング
- 14段階の焦点距離をすぐに選べるステップズーム
- カスタマイズ可能なファンクションボタン
- 撮影設定を一目で確認できる「クイックナビ」
- 「MFアシスト」「ピーキング」機能
- 好みの設定を登録できる「MR(メモリーリコール)モード」
- 電子水準器
- 地図上に撮影位置や、移動した軌跡を表示できる、GPS・ログ機能
- 電池長持ちスタミナ約390枚
- サイズ 102.0 x 58.1 x 35.5mm
- 質量 約245g(バッテリー、メモリー含む)/約218g(本体のみ)
DSC-WX500製品情報ページ
- 電池長持ちスタミナ約400枚
- サイズ 101.6 x 58.1 x 35.5mm
- 質量 約236g(バッテリー、メモリー含む)/約209g(本体のみ)
両機とも先代から納得の進化を遂げているようですが、特にDSC-HX90VはWXシリーズン並のボディにEVF内蔵というのも素晴らしいと思います。
それよりも、個人的に魅力なのは、GPSを内蔵しているということです。
何故か最近GPSを搭載するカメラが減っているような気がしますが、個人的にはバイクツーリングや、旅に出た時使うには必須だと思います。
Exifへの位置情報埋め込みだけでは無く、GPSログ機能があれば旅で訪問した場所が記録出来ますし。Lightroom等を使うと他のカメラで撮影した写真も時間情報から位置情報を割り当ててくれます。
また、GPSによって、時間が自動調整出来るのも海外に行く時に便利だと思います。
勿論バッテリーには不利となりますが、スマホでは100%搭載しているGPSをデジタルカメラが搭載していないことから、こういったところでコンデジがスマホ負けているのも残念な気がするのは私だけでしょうか?
更に、個人的にはもう1つ嬉しいのは、4Kアクションカメラ、FDR-X1000Vと同じバッテリーNP-BX1を使っているということで予備バッテリーが共用出来るということ、また、アクションカムのアクセサリーで購入した、超コンパクトなUSBバッテリーチャージャも持っている(^^;ということで、個人的にはこれは欲しいカメラの筆頭になっています。
一方、HX-90Vのスペックで残念なのは、RAW記録が出来ないことで、α7II用にSONY用Capture One Proも購入したのですから、コンデジの方も現像してみたいなとも思います。
DSC-RX100シリーズにGPSが搭載された機種が出るなら本当に買いたくなるのですが、、、、SONYさんお願いしますm(_._)m
というふうに、個人的にもSONY比率が高まっているのが、ちょっと微妙なのですが、、、
各メディアの記事
ソニーは、「サイバーショットDSC-HX90V」を6月5日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別5万5,000円前後の見込み。 EVFを内蔵したスリムタイプの30倍ズーム機。従来モデルのHX60Vにあったホットシューを省略し、EVF、チルト式モニター、コントロールリングを新たに搭載している。
DSC-HX90Vは24mm~720mm(35mm判換算)の画角をカバーするZEISSバリオ・ソナーT*レンズ、そしてポップアップ式の有機ELファインダーを搭載。EVFを内蔵した光学30倍ズーム対応デジタルカメラとして、世界最小を実現した(2015年4月同社調べ)。サイズはW108.1×H63.6×D38.3mm。重量は約272gとなっている。EVFを利用することで、晴れた日の運動会など明るい屋外で、構図やピントを確認しやすくなる。
HX90Vは、光学30倍ズームを備えるEVF内蔵コンパクト機として世界最小サイズを謳う。また、WX500も光学30倍ズーム搭載で世界最小のコンパクト機としている。さらに、HXシリーズとWXシリーズにおいて初となる、最高50Mbpsの1080/60p XAVC S動画が撮影可能。
また、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α」シリーズに採用した高速・高精度なファストインテリジェントAFを備えており、約0.09秒の高速AFを実現。空間被写体検出アルゴリズムの進化によってレンズ駆動制御を最適化し、被写体の動きを予測して狙い通りに合焦するという。予測精度と合焦精度の向上により、一瞬のシャッターチャンスを捉えることが可能だ。
メーカー:SONY 発売日:2014年3月7日【CLASS10対応 SDHCカード8GB付き!】SONYサイバーショッ… |