ニコンがDfとJ5でクラシックデザインを採用した理由(OPENERS)
ファッション系ウェブマガジンのOPENERS.jpがNikon DF、そして最新のNikon 1 J5が採用するクラシックデザインの意図についてインタビュー記事を掲載しています。
過去の銀塩カメラを彷彿させるクラシカルなデザインと本格的な撮影性能をあわせるデジタルカメラが各社から相次いで発売されている。最新の技術を投入しながら、メカニカルでアナログなデザインを選ぶデジタルカメラには、どのような意図が隠されているのか。
Via : もつ喜びのあるカメラ デジタルカメラに受け継がれる クラシックデザインの正体|特集 | Web Magazine OPENERS
Nikon Df ニコンフェロー 映像事業部の後藤研究室の後藤哲朗氏、三浦康昌氏
- いまのデジタルカメラはロゴを隠すとどこのカメラなのか分からない
- 他のカメラに埋没しない、ニコンならではの存在価値を訴える
- ダイヤルに触れながら、撮影シーンにおもいを巡らせるという楽しみもある
- 操作性を解決してやるというほど大それた意図はなかった
- 写真を撮ることに没頭できる、そんなデジタルカメラを作りたかった
- 商品としての賛同を得られない時期もあった
- 富士フイルム「Xシリーズ」、オリンパス「OM-Dシリーズ」が発売されて、先を越されたなとおもった
- クラシックなスタイルの追求は、今後のデジタルカメラのあたらしいトレンドになるこを確信
Nikon 1 J5 映像事業部の舛田知也さんと小林達也さん
- 従来モデルは“シンプル・ミニマル”というデザイン思想、「Nikon 1 J5」では、その流れを変え操作系を追加
- クラシックというよりは高級感と操作性の両立をテーマ
- メカニカルダイヤルの採用は撮影の自由度を上げるため
- すみやかにダイレクトに撮影者の意思を反映できるようになった
- クラフツマンシップが感じられるようなたたずまいを目指した
- きらびやかに仕立てるのではなく、バランスが高級感につながった
- 質感の良さを実感できるからこそ写真を撮りたいという欲求が生まれる
ニコンのクラシックデザインという切り口の記事ですが、Nikon Dfはクラシックデザインに回帰した製品バリエーションとしてのカメラ、Nikon 1 J5は操作性とプレミアム性を高めた結果のカメラ、という対比が面白いですね。
また単に「クラシック」を名乗る製品はどこか重みが無いことも多いのですが、ニコンの場合は90年以上の歴史があるブランドだからこそ、ユーザーも納得出来るんだと思います。
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