ツァイスとFelloweがコラボしたiPhone用高品質レンズ ExoLens optics by ZEISSを発表
CES2016でExoLens with optics by ZEISSが発表されているということです。
Zeissの公式ブログでアナウンスされています。
Fellowes Brands, manufacturers of premium mobile photography accessories and ZEISS, international optics enterprise, present three new high-performance accessory lenses for mobile phones at the 2016 Consumer Electronics Show in Las Vegas
Via : ZEISS and Fellowes Brands Launch Mobile Phone Accessory Photography – Setting a New Quality Standard – LENSPIRE – The new ZEISS photography platform
こちらはFelloweの製品情報ページ
ExoLens by Zeissの概要と特徴
- ラスベガスで開催されているCES2016ショーで米国のモバイル写真アクセサリのブランド Fellowe社ExoLens としてデザインと開発を行った新スマートフォン用レンズをアナウンスする
- 最初の3本のレンズは、広角、望遠、及び、マクロレンズで、2016年第二四半期後半に発売される
- 広角及び望遠レンズは、画像周辺まで優れたコントラストを持つ素晴らしい画質を持つ
- マクロレンズはこのタイプのアクセサリでは珍しく様々な構図を可能にするズーム機能を持つ
- これらの新レンズは、カスタムマウンティングブラケットによってApple iPhoneに装着出来る
- ZEISSとExoLensのコラボレーションは、スマートフォンのアクセサリ開発における重要な1ステップを提示する
- Zeissは1980年に写真を革新して以来、プロフェッショナルカメラ向けのレンズとして、一眼レフ用のOtusシリーズ、フルサイズミラーレス用AF搭載のBatisシリーズレンズを出す光学専門企業として写真業界のマイルストーンを築いて来た。
- ExoLensは、最新かつ拡大し続けるモバイル写真のパイオニアである。
- ZeissとExoLensの協業のゴールは、この拡大する市場に対しかつてない品質と多様性をもたらすことである
- 既存のツァイスレンズに通じる革新的なデザインのブラックアルマイトの表面処理による鏡胴
- 小型、軽量と高画質の高いバランスを達成した
- 全てのレンズにはT*レンズコーティングが施され、内部反射及び透過率が最適化されている
- ExoLensはアルミ削りだしのブラケットに、スクリューマウントで取り付けられる、
- ExoLensブラケットは、標準的な三脚ネジ (1/4”-20) 及びコールドシューを備え様々なアクセサリのマウントを可能にする
- 発表時には、Apple® iPhone® 6/6s 及び Apple® iPhone® 6 Plus/6s Plusをサポートするが、将来的には更に多くのデバイスをサポートすることになる
ExoLens by Zeiss 広角レンズ、望遠レンズ
- Mutar構成
- 焦点距離を持たない(焦点は無限遠)
- 非球面レンズを使用
- 防塵防滴構造によってアウトドアユースにも対応する
ExoLens by Zeissマクロレンズ
- スマートフォンでもクローズアップの撮影を可能にする
- レンズ構成の名称はVario-Proxar
- Varioは異なる焦点距離、つまりズームを意味する
- Proxarは近接を意味する
- スマートフォン用の唯一の可変ズームで、3cm〜12cmの撮影距離を可能にする
- オプションとしてスペーサーによって半透過ディフューザーを取り付けるこができ、光量を低減したり、近距離での狭い被写界深度の状態でのフォーカシングを容易にする効果が得られる
今回スマートフォン用ということですが、そのレンズ断面を見るとぎっしり詰まったガラスによるレンズはやはりZeissのレンズとしてその画質の良さを予感出来るものです。
マウントも高精度のアルミ削り出しということで、正確な光軸を出すことでレンズ性能を完全に発揮出来るということで、こちらも手抜かりはありません、
レンズ前面に刻印されているツァイスの称号と共に、赤いT*マークが与えられており、ベテランカメラユーザーの方も購買意欲がそそられると思います。
著名写真家による、ExoLens optics by ZEISSサンプルイメージとしての作例も多数アップされています。
価格について言及されていませんが、すでに発売されている、ノンツァイスブランドの価格は米国で129ドルからとなっていますので、Zeissブランドになると更に高価になることが予測できます。
価格からしても、Zeiss本気のレンズのようですね!
出来れば試してみたい!
日本でも是非発売して欲しいですね!
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とうとう、というか・・・。カール・ツァイス+アップル=最強ブランド。サムスン電子もスマホカメラを用意しているみたいですし。VRとの親和性を考えると、いずれカメラメーカーからもスマホカメラが出てくるのかも知れませんね。