Panasonicが2014年9月に限定で発売した4KコミュニケーションデジタルカメラLUMIX CM1の量産機となるDMC-CM10を発表しました!
製品情報ページ
スペック
- 撮像素子 1.0型 総画素2090万画素高感度MOSセンサー
- レンズ
- 5群6枚 (非球面6面3枚) LEICA DC ELMARIT
- f=10.2mm (35mm 判換算: 28mm) / F2.8
- 合焦範囲 10cm ~ ∞
- ヴィーナスエンジン
- 電子シャッター連動メカニカルシャッター
- モニター
- 4.7型 フルHD(約622万ドット) TFTモニター
- 静電容量方式タッチパネル
- 静止画はRAW形式の撮影に対応
- 動画
- 4K/15p
- ステレオマイク
- コントロールリング
- OS Android 5.0 Lollipop
- プロセッサ Qualcomm® Snapdragon™ 801 2.3GHz(Quad Core)
- メモリ ROM 16GB
- RAM 2GB
- SIM microSIM
- 通信
- 4G(LTE)
- サポートバンド:FDD Band1、3、4、5、7、8、20
- カテゴリー:4
- 3G(WCDMA)
- サポートバンド:FDD Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅷ
- HSDPA カテゴリー:24
- HSUPA カテゴリー:6
- 2G(GSM)
- サポートバンド:850、900、1800、1900
- GPRS/EGPRS:Class10
- 4G(LTE)
- 無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(無線LAN標準プロトコル) 2.4GHz/5GHz
- Bluetooth Ver4.0
- NFC搭載
- GPS搭載
- 記録メディア microSDXC、microSDHC、microSD
- 寸法(WxHxD) 約135.4 x 68.0 x 21.1mm(ボディ部約15.2mm)
- 質量
- 約204g(メモリーカード、SIMカード含む)
- 約203g(本体)
早速サンプルイメージもアップされています。
CM10によるサンプルイメージギャラリー
2015年の5月にパナソニックがCM1の量産モデルを2016年に投入というリリースを行いまいしたが、早々の1月にそれが実現されたということですね。
でCM1と違うところですが、まずOSはCM1のAndroid 4.4 KitKatから、CM10ではAndroid 5.0 Lollipopとなっています。
またCM1は音声通話も使えましたが、CM10は音声通話機能が省かれたています。
よって、CM1ではスマホという立場ですが、CM10ではより独立したスマートカメラとして新しいジャンルを確立するパナソニックの決意表明のようなものでしょうか?
通話機能がなくちょっと残念な方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの方が既にスマホと持たれていることでしょうし、日本の通常のSIM契約では通信量制限がありますのでカメラによる通信が膨大になるこのカメラとスマホ環境は別にするのが合理的だとも思います。
で、なんとパナソニックはその通信料制限問題を打ち破る、素晴らしいソリューションを発表!
パナソニックが提供する、MVNOサービスWonderlinkに、何と上り転送量無制限の「LUMIX CM専用 Wonderlink LTE L(エル)シリーズ」の提供も発表したのです!
「LUMIX CM専用 Wonderlink LTE Lシリーズ」
契約プランは2種類あり、いずれも初期費用3000円で最大150MbpsのLTE高速通信に対応で、L-3Gプランは通信量制限が3GBで、その上位の L-5Gプランは通信量制限が5GBということです。
ただ、これらのプランの通信料計算は、上り+下りとなることには注意ですが、速度制限時でも最大256kbpsと制限時としては比較的早いので、LINEやTwitterなどでもそれほどストレス無く楽しめるとは思います。
で、DMC-CM10はAndroidですので、パナソニックを含め他社のデジタルカメラのWi-Fi連携アプリもインストール出来るはずです。
ということは、CM10とLUMIX CM専用 Wonderlink LTEを導入すれば、アップロード専用のワイヤレス環境を手にいれることが出来ます。
特に動画でモバイルな方にとってはけっこう魅力的な環境なのでは無いでしょうか。(パナソニックさんが他社のカメラのアップを監視するようなことは無いと祈りますが)
とにかく、このようなスマートカメラ+コネクテッド環境は、かつて携帯電話ビジネスを手がけていたパナソニック様だからこそ実現できたと思いますので、今後の強みになるかもしれませんね!
各メディアの記事
パナソニックは、Android 5.0(Lollipop)搭載のデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM10」を2月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は税別10万円弱の見込み。
Via : パナソニック、Android搭載カメラ新機種「LUMIX CM10」 – デジカメ Watch
昨年に台数限定で発売された「DMC-CM1」から通話機能を省き、本製品はデータ通信専用SIM対応機となった。CPUはQualcomm Snapdragon801 2.3GHz(クアッドコア)で、ROMは16GB / RAMは2GB。通常のAndroid搭載端末と同様に、Google Playからアプリをダウンロードして使用できる。カメラ機能の呼び出しは、本体天面にある切り換えスイッチをスライドさせるワンタッチ操作だ。
Via : パナソニック、LTE対応・Android搭載デジカメの新モデル「LUMIX DMC-CM10」を発売 – MdN Design Interactive – デザインとグラフィックの総合情報サイト
LTE通信機能(データ通信・SMS専用)とAndroid5.0搭載で日常の感動を共有 LTE通信機能を搭載しており、高速での通信が可能です。またAndroid 5.0を搭載しているので、撮影した写真の表示や編集がプリインストールアプリによって手軽にでき、写真を自動でオンライン保存する、即座にSNSにアップするなど共有も簡単です。
Via : パナソニック、コミュニケーションカメラ LUMIX DMC-CM10発売 企業リリース | 日刊工業新聞 電子版
2015年に限定発売されたコミュニケーションカメラ「DMC-CM1」と同様に、スマホのような形状のボディーには1型CMOSセンサー(2090万画素)や35mm換算28mmのLEICA DC ELMARITレンズを搭載するハイエンドコンパクトデジカメ。
Via : ASCII.jp:スマホ型ハイエンドデジカメに新モデル登場、パナソニック「DMC-CM10」
レンズは35mm判換算で28mm、開放F2.8のLEICA DC ELMARIT。画像処理の「ヴィーナスエンジン」を搭載。明部と暗部のノイズ量を見分けて最適なノイズリダクション効果を施す「マルチプロセスNR」も利用できる。
Via : LUMIXのLTE対応Androidデジカメ「DMC-CM10」。1型MOSで実売10万円、LTEプランも – AV Watch
DMC-CM10は、LTE通信機能(データ通信・SMS専用)とAndroid 5.0を搭載した、SIMロックフリー仕様のコンパクトデジタルカメラ。2015年3月に台数限定で発売した「DMC-CM1」から通話機能を省き、データ通信専用SIMに対応した。撮影した写真をプリインストールアプリで編集、自動オンライン保存、SNSへアップロードといった機能を持ち、Google Playからもアプリをダウンロードできる。
Via : パナソニック、SIMロックフリーのAndroidデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM10」 | マイナビニュース
パナソニックが「ポケットサイズで一眼クオリティ」を掲げるAndroid搭載デジタルカメラの新機種『LUMIX DMC-CM10』を発表しました。
Via : なんと! 新SIMフリーデジカメ『DMC-CM10』は音声通話に非対応 – DIGIMONO!(デジモノ!)
パナソニックの通信サービス Wonderlinkから LUMIX CMシリーズ専用SIMとなる「Lシリーズ」を用意します。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで、上りは月間利用容量を超えても、速度制限なしで利用できる(著しく高負荷をかけた場合は、該当回線を速度制限する場合もある)特別プランとなっており、撮った写真をSNSへ投稿やクラウドへのバックアップが快適になります。料金は下記のとおりです。
Via : SIMフリーカメラの新モデル『LUMIX CM10』パナソニックが2月25日発売。通話機能省略、上り無制限で使える専用SIMも用意 – Engadget Japanese