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パナソニックがダイナミックレンジ従来比100倍!の有機CMOSイメージセンサとグローバルシャッターを開発!

パナソニックが、有機イメージセンサーと、そのグローバルシャッター技術の開発表明をリリースしました。

有機イメージセンサーの開発

パナソニックが従来比100倍という脅威のダイナミックレンジをもつ有機イメージセンサーの開発を発表しました。
富士フイルム株式会社が開発した有機薄膜を使用しているということです。

パナソニック株式会社は、有機薄膜を用いたCMOSイメージセンサを用いて、明暗差の大きいシーンを、従来比100倍のダイナミックレンジ[1]まで、時間差なく撮影できる、広ダイナミックレンジ化技術を開発しました。
Via : 有機薄膜を用いたCMOSイメージセンサによる広ダイナミックレンジ化技術を開発 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan

 

CMOSイメージセンサ向けグローバルシャッター技術の開発

更に、もう1つのリリースで、CMOSイメージセンサ向け高機能グローバルシャッタ技術の開発をリリースしました。

有機薄膜へ印加する電圧を変化させることでシャッタ感度を制御し、1枚の画像内で対象物の動きを色の濃淡で表現することができることから、動き方向の検出(モーションセンシング)が可能となります。
Via : 従来比約10倍の明るさまで忠実に画像を撮像できる有機薄膜を用いたCMOSイメージセンサ向け高機能グローバルシャッタ技術を開発 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan

 

 

 

この有機イメージセンサーとグローバルシャッターを組み合わせることで、従来のイメージセンサーの課題を劇的に克服する画期的なセンサーが生まれるということですね。

そしてこの技術を採用した新型有機センサーが搭載されるデジタルカメラがパナソニックのLumixとしてもうすぐ発売されるということなのでしょうか?

また、有機薄膜の方を開発したのは富士フイルムということですので、有機センサーでもX-Trans配置を実現したセンサーによるXシリーズあるいは噂になっている中判システムカメラを出すことになるとすれば最強の予感もします。

そうなると、これまでのJPEGフォーマットをの方が問題になりそうで、いよいよHDRフォーマットでの記録も必要になりそうですし、PCの処理能力、グラフィックボードとモニタの性能、プリンタの色再現性等についても根本的な見直しが必要となりそうですね。

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