先日からお騒がせしております、シグマのマウントコンバーター MC-11のネタ(こちら、こちら)が好評(当サイト比)のようで、今日も続けます。。。。(^^;
本日はSONY α7IIに、EF24-105mm F4L IS USMを装着した際、カメラ側で何が出来るのか?そしてRAW現像ソフトでどうなるのかを確認してみました。
※メニュー等の画像が後日アップさせて頂きたいと思います
α7IIの設定可否状況
AFシステムの設定
- 位相差AFに OK
- コントラストAFに OK
フォーカスモードの設定
- AF-S OK
- AF-C OK
- DMF NG
- MF NG(レンズ側MFスイッチは勿論OK)
フォーカスエリアの設定
- ワイド OK
- ゾーン NG
- 中央 OK
- フレキシブルスポット OK
- L,M,Sの設定も可能
- ロックオンAF NG
手ぶれ補正の状態
- オート表示 OK
よってボディ側手ブレ補正が動作していると思われますが、勿論レンズ側手ブレ補正と連動が出来ない筈なのでレンズ側はOFFにすべきだと思います。- (訂正)レンズ側手ブレ補正スイッチと連動しているようです。Twitter経由で教えて頂きました。
よってONにしてオートにすると過剰補正になります。- レンズ側OFFで、ボディ側ONに出来ません。ボディ側ONでレンズ側OFFにもできません。
RAW現像ソフトで確認
Adobe Lightroomで確認
- EF24-105mm F4L IS USMレンズの場合 レンズ名 「DT 24-105 F0 SAM」
- 焦点距離 反映される
- 絞り値 反映される
- レンズプロファイル 自動設定されない、手動設定ではEF 24-105 F4Lを選択可能
CaptureOne 9 For Sonyで確認
- EF24-105mm F4L IS USMレンズの場合 レンズ名 「DT 24-105 F0 SAM」
- 焦点距離 反映される
- 絞り値 反映される
レンズプロファイル 「なし」と表示されプロファイルが選択出来ない- (訂正)レンズプロファイルは自動設定されないが手動設定ではEF 24-105 F4Lを選択可能
ということで、スポーツ撮影意外ではAFもそれなりに動作します。
旅行やスナップに使う分にはα7II+EFレンズで普通に撮影出来ると思います。
またLightroomRAWで現像する分には一手間かかりますがなんとか大丈夫だと思います。
一方、CaptureOneで現像は可能なのですが、EF24-105のように広角側で周辺光量が(ケラレたとおもうくらい(^^;)落ちるレンズでは完全に手作業で補正することになりますので、作業効率的には厳しそうです。
EF50mmF1.4のようなレンズはあえてレンズ補正しないでそのまま味として残す方が良い場合もあるでしょう。
よって装着するレンズによっては十分現像出来ると思います。
それにしてもExifに記述されたレンズ名「DT 24-105 F0 SAM」が面白いです。他のレンズの場合は24-105の部分が変わって来ますが、F0はそのままですw
ここに各レンズの本当の名称をあえて入れないようにしているのでしょうか?それとも他社レンズの場合仕様上無理なのでしょうか?
もしExifにレンズ名称が正しく入れらたとするとソニー専用のCapTureOne For SONYはどのように現像してくれるのか楽しみですw 他社カメラと判断され現像そのものが拒否られたりして(^^;
ところで、先日発注させて頂いたSIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Artが発送されたという連絡がありました。
ただ、明日は出張で帰らないので、試してみるのは明後日土曜日になりそうですが楽しみです!
もし、EFレンズとの違いがあれば(なくてもw)レポートさせて頂きます!!
追記
本記事に関して、Twitterのチャーリー様より@で教えて頂いたことを共有させて頂きます。
EXIFでF0になるレンズについて
@Dmaniax はじめまして。CO9でF0になるのは現状AEで絞りがロックされるタイプの古いEFレンズです。絞りが問題のないレンズ各種は正常に開放F値が表示されますよ。補整をかけたい場合は(COに登録があれば)、該当のレンズプロファイルを指定すれば収差はとれます。
— ちゃーりー (@chariot_as_the7) 2016年4月28日
私も確認いたしました。
EF 8-15mm F4 L Fisheye USMレンズでは、F4が反映され「DT 8-15mm F4 SAM」になっていました。
ただ、基本はDT SAMレンズのままでした。
@Dmaniax 手振れ補正ですが、キヤノン製の手振れ補正付レンズをつけると、レンズ側のスイッチとボディ側が強制的に連動され、どちらをON、どちらかをOFFとはできなくなります。どちらもONで過剰にぶれるか、どちらもOFFで人力で頑張る。となります。
— ちゃーりー (@chariot_as_the7) 2016年4月28日
私も確認しました。
EFレンズでMC-11経由では手ブレ補正の動作は注意が必要のようです。
@Dmaniax 現状自分はレンズ側ON、ボディ側をマニュアルで焦点距離8mmにしてごまかしています。
— ちゃーりー (@chariot_as_the7) 2016年4月28日
この方法を教えて頂きありがとうございました。
望遠域になると8mmの誤差は少なくなり、実用上では問題なさそうですね!
ありがとうございましたm(_._)m
訂正
CaptureOne 9で手動でレンズプロファイルの設定が可能でした。
チェックした際、CaptureOne上でJPEG画像の方を選択していましたが、RAWファイルの方は選択可能でした。
ちなみに、Lightroomの方はJPEGのみでの画像もレンズプロファイルは適用が可能になります。
CO9の操作に慣れておらず勘違いしてしました、申し訳ありませんでした。
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