Meyer Optik Goerlitz社がTrioplan f2.9/50を復活させます。
Trioplanレンズと言えば独特のシャボン玉ボケあるいはバブルボケが強烈に出るレンズとして今でもオールドレンズファンには高い人気となっています。
そして昨年ドイツMeyer Optik Goerlitz社がTrioplan 100mm f/2.8を復活(こちらの記事)させ、現代のカメラに対応するレンズメーカーとして再び名乗りを上げたばかりですが、今年Trioplanレンズが発売されてから100周年記念として50mmを復活させるということです。
そこでKickstarterのプロジェクトを立ち上げ、当初資金獲得目標が$50,000に対し、現時点で$605,239と10倍以上の資金獲得に成功しています。
Celebrate the 100th anniversary of Trioplan lenses by supporting the modern version of our ultimate art lens, the Trioplan f2.9/50.
Via : Awaken the Legendary Soap Bubble Bokeh: Trioplan f2.9/50 by Meyer Optik USA — Kickstarter
Kickstarterのプロモーション動画
新Trioplan f2.9/50の特徴
- ドイツ製
- ハンドメイドによる製造
- 新Trioplan 50レンズは着脱式のフロントレンズエレメントを同梱
- 最短撮影距離を30cm以下に短縮させることが可能になる
- 最大撮影倍率は1:4になる
- シャープなマクロ撮影用レンズとしての機能を備えることになる
スペック
- マニュアルフォーカシング
- レンズ構成 3群3枚
- 最短撮影距離
- 通常時 0.8m
- フロントフォーカシング機構使用時 0.28mm
- 最大撮影倍率
- 通常時 1:8
- フロントフォーカシング機構使用時 1:4
- フィルター径 35.5mm
- 絞り羽枚数 12枚(ARコーティング)
- 反射軽減レンズコーティング
- Schott社製ガラス硝材
- サイズ 外径 Ø62mm、長さ39mm
- 質量200g
- フルサイズ(24 mm x 36 mm)フォーマット対応
- 対応マウント
- Canon EF
- Nikon F
- Sony E
- Fuji X
- Pentax-Kマウント
- マイクロフォーサーズ
- M42
- Leica M (レンジファインダーには未対応、ライブビュー撮影のみ)
- Leica L (レンジファインダーには未対応、ライブビュー撮影のみ)
初期ロットの出荷は2017年1月が目標で、その時の超スペシャルプライスとして$449〜$599ドルは既に完売。
現在最も安いのは3月出荷分で$599ドルで募集期間は残り4日。
1月に手に入れる場合の価格は$699ドルとなります。
正式発売時の価格は明記されていませんが、初期ロットの価格$699ドルが市場価格の50%と記述されていますので、おそらく$1389ドルということですね。
ドイツ製、ハンドメイド、しかもサンプルイメージにあるように、現代の最新レンズでは絶対得ることが出来ない超印象的な描写。しかもクローズアップエレメントによるマクロ撮影も可能になり、近接撮影では更にシャボン玉ボケが巨大になり(^^;このレンズでしか得ることが出来ない描写はもうオールドレンズファンならずとも絶対に欲しくなるレンズだと思います。
そして今なら50%OFFということで、、、
勿論日本への出荷も可能ということですが、Kickstarterで購入される場合は、あくまでも出資賛同者ということでリスクもそれなりにあるということを前提にして頂ければと思います。
私も強烈に迷い中です;;;^^)
オールドレンズ開放同盟5 Trioplan100mmF2.8: Meyer Optik Gorlitz Trioplan 100mmF2.8
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