2008年生産終了となったPolaroidインスタントフィルムを復活させる為にオランダで立ち上がったインポッシブル・プロジェクトが、完全新設計のインスタントカメラThe I-1を発売しました。
製品情報ページ
The l-1はPolaroidカメラを引き継ぐカートリッジ式のインスタントフィルムを露光させる構造
そして過去のPolaroidカメラのように折り畳みは出来ない構造ですが、その代わりピラミッド状のボディに付けられているレンズの周りには12個のLEDライトが装備されています。
このlEDはリングライト照明のみならず、フィルム残り枚数の表示、バッテリー残量表示等の役割もあるようです。
対応フィルムは、Iタイプ及び従来の600タイプカメラ用フィルムということです。
さらに、iPhone等のスマホやタブレットとBluetoothアプリで接続可能で、マニュアルコントロールやリモート撮影、そして外部フラッシュのシンクロが可能に。ライトペインティング撮影や二重露光もコントロール出来るようになるということです。
スペック
- 奥行き:145mm
- 幅:110mm
- 高さ:108mm(ビューファインダーあり) 99mm(ビューファインダーなし、レンズ鏡筒先端まで)
- 重量:440g (フィルム非装着時)
- 材質:
- 本体:柔ポリカーボネート+ABSプラスチック(ゴム素材にコーティング)
- レンズ
- 焦点距離:82 ‒ 109mm 視野:41度(縦方向)、40度(横方向)
- 光学グレードのポリカーボネートとアクリル製レンズ
- 6枚構成、(うち5個は位置調整可能)
- AFシステム:赤外線を使用した5段階のオートフォーカス
- シャッターシステム:シャッターと焦点調整用モーターを 使用
- フラッシュ・システム
- 12個のLEDからなるリング・フラッシュ
- 広いレンジに焦点を合わせるためのLED8個
- 被写体に近い距離でより柔らかく発行するLED4個
価格
直販価格で税込み¥38000円で、5月24日に第二弾のロットが発売済みで、特典としてフィルムが1パックが付属。
ということで価格もお手頃で、なんとなく買っても良いかなというお値段ですね。
Impossible Projectのインスタントフィルムは現像まで少しコツが必要ということですが、独特の表現はPolaroidフィルムを引き継ぐものであり、デジタルカメラでは決して得ることが出来ない表現が出来ますね。
私もこのl-1で撮影してみたいです。
サンプルイメージ
プロモーション動画
デザイナー、フォトグラファーによるプロモーション動画
そしてThe I-1のデザインとして特徴的なレンズ周りのLEDライトはこんなふうに光る
使い方ビデオ
撮影準備編
フレーミング&ピント調整編
こちらは開封動画