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今だからこそLeica M8/M8.2を買うべき5つの理由(Mattias Burling)

フィルムメーカーであり、カメラ及びガジェットのレビューやチュートリアル記事を執筆するMattias Burling氏が、“5 Reasons to Buy a Leica M8 in 2016” という動画をYouTubeにアップしています。

 

ある人は富士フイルムX100tはプアマンズライカと言うが、あえてLeica M8を買うべき5つの理由を説明したい。

理由その1:価格

カメラ店でライカの新品カメラは高級な売り場に陳列されている。

ライカの技術がその価格に反映されていることは納得出来るが、今やLeica M8やM8.2は富士フイルムX100tより安価になっている。

一方、レンズは他のブランドより高額だが、コンパクトなサイズでありながらこの愛すべき描写のレンズに対しては対価を支払っても良い。

このカメラはIRカットフィルターが必要となるが、それも含まれているだろう。

理由その2:造りの良さ

価格より大切な理由である。

Leica Mのボディは大きな真鍮ブロックからの削り出しで作られて、その上に美しい塗装が施されている。

これをドイツの高給な熟練作業員が手作業で組み立てている。全てがハイエンドなのである。

現代ではその背面液晶は心許ないかもしれないが、ライカの撮影者は気にしないだろう、更に最新モデルではそれも省かれている。

グリップ、ダイアル、ボトムプレートロックなどなど全てのフィーリングはパーフェクトな造りとなっている。

理由その3:RAWフォーマット

ネイティブなDNGで撮影することが出来ることは2006年時点ではあまり意味が無かったかもしれない、しかし2016年の現代においてはベストな選択になっていると思う。

それは、DNGフォーマットがLightroom Mobileで直接現像出来るからである。

カメラからSDメモリカードを取り出し、スマートフォンに読み込ませることでRAW現像が出来る、そこから直接Instagram等にアップすることが可能になった。

このビデオで紹介している全ての画像はこのようにして編集したものである。

理由その4:レンジファインダーであること

銀塩フィルムから多くの人が撮影することで自身を成長させることになっていた愛すべき方式である。

目視の操作によるフォーカシング等の作業は自身の技術を習得するのにも役に立つ。

理由その5:画質

今だからこそCCDイメージセンサーであることに注目したい。

銀塩ムービーカメラのデジタル判と言えるような柔らかさがある。

CMOSセンサーは低照度の性能と引き換えに、ベースISOでは何かが欠けているように感じる。

ただAPS-HセンサーはAPS-Cより大型ではあるがフルサイズでは無い。

その素晴らしい色と有機的なモノクロ表現は、今でも他で見ることは出来ない。
1000万画素も殆どのプリント処理で十分な値である。

確かにこれらの理由もなるどですね。。。。

特に海外では写真家によってはPCやMac等では無く、iPadやiPhoneで現像される方も増えて来たようです。(こちらの記事もそうでした)
そういう方は闇雲に画素数が高いカメラよりも、画素のクオリティが高いカメラの方が役に立つのかもしれません。

ただ、日本ではM8やM8.2の中古はX100tほど安くは売られていないのですが、確かに30万円を切って来ているようです。
もし海外に行かれる方はX100tよりも安い中古のLeica M8/M8.2を見つけたら速攻で買い!ということですね!

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逆に、Fujifilm X100tが10万円を切って来ているようで、これはこれでお買い得なような(^^;

 

Mattias Burling氏がこの動画で紹介された作品はInstagramやflickrで見ることが出来ます

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