シグマRAW現像ソフトSPP6.4が公開されたので新機能ディテールスライダー試してみた
SIGMA独自のRAW現像ソフト Photo Pro 6.4.0 の公開がアナウンスされました。
、最新のRAW現像ソフトウェア「SIGMA Photo Pro 6.4.0」のダウンロードサービスを開始いたしましたのでご案内申し上げます。 このダウンロードサービスは、sd Quattroシリーズ、dp Quattroシリーズ、SDシリーズ、DPシリーズをご愛用のお客様を対象としています。
Via : 最新版SIGMA Photo Pro 6.4.0 ダウンロード開始のお知らせ|株式会社シグマ
主な機能追加・向上項目を抽出してみました
- sd Quattro対応
- RAWデータ及びSFD(Super Fine Detail)モードに対応
- ISO800以上でのビニング機能を搭載
- ディテールスライダーを搭載
- 現像時の赤の滲みの改善と、ハイライト部の描写を向上
ということで、早速こちらからMac版をダウンロードしてインストール。
ダウンロードしたSPP 6.4を立ち上げると、ディテールスライダーが追加されていましたので、試してみました。
真ん中が標準値とすると“Smooth”側にマイナス3、“Crisp”側にプラス3で調整出来るようになっています。
で素材として仕事で行ったベルリンのイーストサイドギャラリーでベルリンの壁をSIGMA dp2 Quattroで撮影した時の写真を現像してみました。
ホワイトバランスを「くもり」に調整しただけで、他のパラメータはディフォルト、カラーモードは“スタンダード”です。
こちらが標準値(真ん中の値)
ディテールを、標準値最も“Smooth”に設定
ディテールを、プラス3最も“Crisp”に設定
なんとなくプラス3で、壁の表面のコンクリート地がより表現されているのがお判りになるのでしょうか?
ブログに掲載すると縮小してしまうので、判り難いと思いますので、次に1600ピクセル分を切り出してみました。
ディテール=標準値
ディテール=マイナス3
ディテール=プラス3
更に、そこから800ピクセルを切り出して、これで等倍表示になります
ディテール=標準値
ディテール=マイナス3
ディテール=プラス3
ということで、流石にCrispを最大値にするとパリパリ感が出過ぎる感じがしますので、ディテールを表現したい場合は少し控えめにプラスした方が良いかと思います。
また、X3 Fill Lightパラメーターもディテールを強調する場合もありますので、ベストな組み合わせを探るのが面白いと思います。(より時間は掛かりますが、、、)
で、振り返って見ると、このSPP6.4は、sd Quattoro発売前の準備ということですので、発売日の7月7日が更に楽しみになって来ましたね!
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