数日前、EyeFiのクラウドサービスはRICOHの管理下に移行するとアナウンスされましたが、海外でEyeFi社が旧世代のカードを使っているユーザーに対し、もうすぐ使えなくなることアナウンスしたようです。
If you’re a photographer shooting with Eyefi’s older generation Wi-Fi memory cards, here’s something you should know: your card will soon become more or less useless.
Via : Eyefi To Brick Its Older Wi-Fi Cards, And Photographers Aren’t Happy
- Eye-Fiがユーザーに対してX1及びX2カードが9月16日に使用期限を迎えることをメールで送って来た。
- Eyefiは2012年にX2Seriesの販売を開始し米国では2015年3月まで正式販売されていた
- 2015年3月以降に購入されたX2カードは、正規店以外で販売されたものである
- 9月16日以降、X1及びX2カードの使用時に必要となるEyefi Centerに新規アカウントを作成することが出来なくなる
- X2カードに備わるダイレクトモードの機能については継続して使うことが出来る
- 期日よりも前にセットアップしておく必要がある
- 選択転送機能もそれ以前に有効にすれば良い
- 中継転送機能は終了してしまう
- 旧型カード向けのEyeFiソフトは今後アップデートされず、サポートもされない
- 主要な機能について将来も動作し続ける保証は無くなる
- 今回のように、Wi-Fiタイプのカードのカード製品を製造した会社自身が完全にガラクタにしてしまうのは特異な出来事であり、このニュースを受けた一部のフォトグラファーは当然のことながら怒っている
- EyeFiの主張
- 機能停止の理由は、旧式の無線転送と暗号化技術は、もはや安全で適切とは言えなくた
- よってサポートを打ち切ることで、フォトグラファーが新しい技術を用いた新製品への移行することに注力して欲しいと言っている
- 新Eyefi M0biカードへの切り替えを希望するフォトグラファーに最大3台で20%の割引を提示する
実は私もX2 Proカードユーザーで、たまに便利に使っていますので、今回の情報は残念です。
が確かに、この兆候は既に現れていました。
というのも、旧式のX2カードはEye-Fi Centerという保存期限付きの無料ストレージサービスに一時蓄えられた後に、各端末やデバイスのアプリ経由で同期されるという仕様でした。
それが、最新Mobiシリーズのカードでは、有償のEyeFiクラウドに容量無制限で保存される仕組みのサービスです。
つまり2つのサービスが並行で提供されていたことになります。
これまでEyeFi社はカードを販売することで収益を上げていたことに対し、写真を管理する有償クラウドサービスで収益を上げるというビジネスモデルに移行しているということだと思います。
懐かしいEye-Fi Centerの使い方動画、、、これももう必要無くなるんですね。